なにわ男子が出演する「まだアプデしてないの?」がリニューアルした番組「まだアプデしてないの?presents『逆転男子』」(毎週土曜昼3:30-4:00、テレビ朝日系)が、8月13日に放送。「世間の印象を変えろ イメージ逆転男子 カラオケ編」と題して、なにわ男子のメンバーが失恋した同年代の男子をカラオケで励ましすというお題に挑戦。大西流星がアイドルっぷりを発揮し、大逆転を見せる一幕があった。

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■“ステイ男子”西畑大吾にのしかかる重圧

番組が行った「失恋男子を励ます&癒すのがうまそうな人」というイメージ調査を実施。ランキング結果を受けて、イメージ逆転に挑んだ。

ランキングでは最下位だった道枝駿佑は、「優しいけど少し頼りない」という理由を聞き、「ガチやん」とこぼす。6位の大西流星は「ハイテンションで絡んできて逆に傷をえぐりそう」との理由に、「は? 誰が言うとんねん!」と反論する。

一方、1位を獲得した西畑大吾は「MCをすることも多くて人のことを見ているから」という理由で選ばれ、評価を喜んだものの「1位はヤダよ?」と重圧を感じている様子。すると、藤原丈一郎は「でも、西畑さんはステイ男子ですから」と、これまで順位で変動がかなかったことを指摘すると、メンバーからは拍手が起こった。

失恋男子が待機するチャレンジ部屋には、失恋男子代表として横川尚隆もスタンバイ。別室のモニタリング部屋と合わせて合計20人の失恋男子がメンバーの挑戦をジャッジした。

■トップバッターは長尾謙杜

まずは、4位にランクインした長尾謙杜がトップバッターを務める。「おつかれ~」と優しいテンションで入室し、「大丈夫?」と失恋男子気遣う。モニタリングしていた藤原は「いいテンションで入ってる」と称賛するも「なんか嫌な予感」と不安を口にした。

長尾は背を向けて、首に大きなリボンをつけて「ジャンボリーミッキー!」を熱唱。別室のメンバーは爆笑するも、チャレンジ部屋は少々重たい空気のまま。横川は「盛り上げようとしてくれるのが伝わって、かわいく見えて楽しくなりました、途中から」とコメント。一方で学生からは少々厳しい意見が寄せられた。

その後、高橋恭平、藤原の挑戦を経て、最下位の道枝が挑戦。back numberの「HAPPY BIRTHDAY」を選び、男子の一人にマイクを手渡し、失恋男子に向けて歌を捧げるように歌う一幕も。これにはメンバーも拍手を送った。

大西は、マイクを持つ男子と見つめあって歌っていたことについて「見つめ合うの、あれ何?」とツッコミを入れると、道枝は「今までノリノリやったから一緒に歌ってくれるかな?って思って」と意図を説明。男子からは「ありがとうございました」の言葉が寄せられた。

■大西流星の奮闘が光る

結果は、7位だった道枝が6位に上昇してイメージ逆転に成功。大西は5ランクアップで1位を獲得した。

大西は、当初のイメージランキングでは6位だったものの、大幅に順位を伸ばし1位を獲得する奮闘ぶりを見せた。楽曲も高橋優の「明日はきっといい日になる」という明るく前向きな選曲に加え、間奏では左右に大きく手を振るように促し、チャレンジ部屋に一体感をもたらしていたのも印象的。さらに「僕と一緒に前を向こう」とさりげなく励ましの言葉を挟んだ他、2番からは失恋男子の隣に移動し、肩を組みながら歌う一幕も。

同室にいた19歳学生は「隣に寄り添いあってたったのがめちゃくちゃデカくて。ちょっとうるっときちゃいました」とコメントしたように、距離を詰め、親しみを込めた励まし方が特徴で、大西のアイドルらしさが存分に感じられる場面だった。

普段は大きなステージからファンに向けてパフォーマンスを披露する彼らだが、バラエティー番組の企画であっても個性を発揮しながら、目の前の人を楽しませようとするアイドルらしい姿が見られる放送回だった。

なにわ男子が個性光るカラオケ対決