レアル・マドリードは13日、同クラブに所属するブラジル代表DFエデル・ミリトンが左ひざの「前十字じん帯断裂」を断裂したことを発表。近日中に手術を行うことを明らかにした。

 ミリトンは12日に行われたラ・リーガ第1節のビルバオ戦に先発出場していたが、後半開始早々にスペイン人MFオイアン・サンセトと競り合った際にひざを負傷。そのままピッチ上に倒れ込み、グラウンドを後にする際には涙も見せていた。

 検査の結果、左ひざの「前十字じん帯断裂」が判明。スペインメディア『アス』は復帰までに9カ月はかかるとの見方を示し、実質的にミトンの今季が終了したと主張。移籍市場が閉じる8月末までに、ダヴィド・アラバ、アントニオ・リュディガー、ナチョ・エルナンデスに続く、新たなセンターバックの獲得に動く可能性も指摘した。

 レアル・マドリードは今月10日、守護神のベルギー代表GKティボー・クルトワの左ひざ前十字じん帯断裂を発表。すぐさま、チェルシースペイン代表GKケパ・アリサバラガの獲得に動いていた。クルトワに続く守備の要の長期離脱が濃厚となり、開幕早々チームに衝撃が走っているレアル・マドリード。王座奪還を目指す中で、首脳陣はどのような決断を下すことになるのだろうか。