M&A総合支援プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」を運営する株式会社バトンズ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:神瀬 悠一、以下バトンズ)は、群馬県前橋市の名物中国料理店「チャイニーズダイニング天壇」があとつぎ公募を開始することをお知らせします。

群馬県前橋市の名物中国料理店「チャイニーズダイニング天壇」があとつぎ募集中!:https://batonz.jp/learn/12942/

チャイニーズダイニング天壇」のストーリー

東京の中華料理店で12年の修行を経て、群馬県調理師学校で教鞭を3年間取られた長谷川さん。真摯に中華料理に向き合う15年の歳月を経て、1998年に「チャイニーズダイニング天壇」を開業されました。いつか群馬で開業しよう、と考え始めたきっかけは桶職人だったお父様の一言でした。

中華料理の職人としてどこかの店に雇われて活躍するならそれでいい。でも、生まれ育った場所に貢献する意味でも、自分で地域に密着したお店をやった方がいいのではないか。」

その言葉を胸に、長谷川さんは開業に向けた修行をすべく、東京都内の大塚、池袋、新宿、銀座の4店舗を回って腕を磨かれます。エリアを変えて勤めた理由は、様々な食材を扱いたかったから。東京は特に、お店を構えるエリアによって客層や味の好みが大きく変わります。例えば池袋は多くの路線が乗り入れる駅なので、常に路線上のどこかで工事が行われており、現場仕事をされるお客様が多い。日中に汗をかく仕事になるので、味が濃いものを好まれるお客様が増えます。新宿は若者が多いので他のエリアに比べると、さらに濃い目の味付けが好まれます。しかし銀座は池袋や新宿と異なり、オフィス街の中心地。舌の肥えたサラリーマンが多く、味は薄くてもコクがなければいけないので、同じ中華料理でも調理の基礎的な技術から異なります。こうしたご経験から、長谷川さんの中国料理の技術は着々と磨かれていきました。

その後、東京での技術習得を終えて群馬へ戻られた長谷川さん。そこへ中華料理調理師会に所属する知人から、学校での仕事を紹介されます。当初、学校給食を作る仕事を想像されたそうですが、面接で説明されたのは群馬調理師専門学校中華料理教師。今までの厨房での調理と、オープンキッチンで大人数の生徒に見られながら中華料理を教えるのとでは求められるスキルが別物です。長谷川さんは学校から渡された中華料理のテキストを1年間しっかりと勉強し、中華料理の歴史なども学ばれて教師の仕事に挑まれたそうです。

仕事にも慣れて生徒からの人望を集める教師になられた頃、長谷川さんに再び転機が訪れます。新しく開店する中華料理店の料理長としてスカウトされたのです。群馬県での独立を目指していた長谷川さんにとって、お店に勤めながら地域に馴染む味を調査できる絶好の機会。スカウトを受けることを決断された長谷川さんは、調理師学校の卒業生を4人ほど集め、料理を教えながらお店を盛り立てていきました。宴会用のコース料理をはじめ、150種類以上の料理を提供しながら、自ら接客にも携わることでお客様の声に耳を傾け、どうしたら愛されるお店になるのかということを学んでいかれました。

その後、お店が軌道に乗ったことを機に料理長を後進に任せ、長谷川さんは遂に独立してご自身のお店を開店されます。前橋市南町の「ファミリー中華 天壇」。店名の「天壇」は、中国の世界遺産である天壇公園から、語感の良さとその知名度にあやかって名付けられました。この頃、今でも名物として愛されている天壇ラーメンの提供が始まります。

ファミリー層の心を捉えた「ファミリー中華 天壇」は、さらに多くの方へ中華料理を提供するために「天壇大食堂」として現在のお店がある前橋市昭和町へ移転オープン。使われていなかった倉庫を改装し、看板と内壁に大きな龍を描きます。倉庫そのものを活かす形のお店は当時では珍しく話題になり、開店から1週間ほどは駐車場に入りきれないくらいのお客様が押しかけました。お店の知名度も高まり、順風満帆に成長すると思われた「ファミリー中華 天壇」。2008年に残念ながら火災に見舞われ、一時期は営業ができない状態でした。

しかし長谷川さんは諦めません。そこから改装し誕生したのが現在の「チャイニーズダイニング天壇」。この機にお店のイメージを一新して更なる成長を目指すべく、中国のテイストと北欧のテイストを取り入れたシックな内装に4ヶ月かけて改装されました。また、個室の壁は可動式。4つある個室の壁を全て除いた場合、店内を丸ごと1つの部屋として使うことができるので、最大40名を収容することができます。また、このタイミングで新たな名物料理を考案。他の中華料理店ではコース料理でしかお目にかかることができない「おこげ」を単品メニューでも提供し、多くの方に楽しんでいただけるようにしました。現在の一番人気メニューは「特選海鮮おこげ」。地域では馴染みのなかったメニューですが、「チャイニーズダイニング天壇」により「おこげ」は前橋市を中心に広く知られるところとなりました。

地域の有名店へと「チャイニーズダイニング天壇」を育て上げた長谷川さんはその手腕を買われ、現在では群馬県中華料理生活衛生同業組合で理事長、全国中華料理生活衛生同業組合連合会でも常務理事を務められています。

「この仕事をしていて励みになったのは、やはりお客さんの美味しかった、というお言葉ですね。シュウマイが大好きな3歳前後の女の子が私のことをマスターと呼んで抱きついてきてくれたりします。大きくなったらここでバイトするんだ、とも言ってくれていて、お店を無くすわけにはいかないな、と。」

今回、長谷川さんはご自身の年齢的なものもあり、元気でご自身が技術をしっかり承継できるうちにあとつぎを探したいと考え始められました。仕事として調理経験をお持ちの方のみの募集になりますが、長谷川さんから一流の中国料理を学びつつお店を承継できる機会となりますので、これから飲食で独立などを考えている方はぜひご検討ください。

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チャイニーズダイニング天壇」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には

電話番号:0120-998-196

メールアドレス:support@batonz.co.jp

案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/32169

※「実名開示を依頼する」よりお問合せください。バトンズへのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。

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あとつぎの募集要件

・料理人として仕事をしたことがあり、本格中華の味を覚えたいと思ってくれる方

複数の中華料理店で修行を重ねられた長谷川さんの技術を惜しみなく教えていただけます。料理人として仕事をしたことがあれば、ジャンルは中華でなくとも問題ありません。イタリアンや和食など、どこかの飲食店で少しでも調理の経験をお持ちであることが条件となります。

・お店の調理から接客まで幅広くやっていきたい方

長谷川さんは、ご自身でお店の調理から接客まで全てを把握して運営していきたい方にお店を譲りたいと思われています。お客様の声から学んでいくことが多くありますので、ご自身でも積極的に接客をやっていきたい方をお待ちしています。

詳しい募集内容はコチラ:https://batonz.jp/learn/12942/

M&A総合支援プラットフォーム「BATONZ」について
「BATONZ」は、会社/事業のあとつぎを探すためのプラットフォームを提供しており、2023年8月現在、後継者不在の企業と21万者を超える買い手をつなぐ、ユーザー数と成約数においてNo.1※のM&A総合支援プラットフォームです。
※累計ユーザー数 No.1・累計成約件数 No.1 日本マーケティングリサーチ機構調べ
集計期間:2022年1月25日~2022年3月11日_指定領域における市場調査(推計も含む)

バトンズは、「誰でも、何処でも、簡単に、自由に、M&Aが出来る社会」の実現を目指しています。

会社概要
会社名 : 株式会社バトン
所在地 : 東京都中央区築地3-12-5
設立 : 2018年4月
資本金:1億円
代表取締役: 神瀬 悠一
事業内容 :インターネットを利用したM&Aマッチング/経営コンサルティングウェブサイトの企画、制作、運営及び管理/M&Aに関する各種教育
会社HP:https://batonz.jp/company/
M&A総合支援プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」:https://batonz.jp/

配信元企業:株式会社バトン

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