チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、途中交代となったイングランド代表DFリース・ジェームズの状態に言及した。13日、イギリスメディア『フットボールロンドン』が伝えている。

 プレミアリーグ第1節が13日に行われ、チェルシーリヴァプールと対戦。18分に先制点を許したものの、37分にデビュー戦となった今夏加入のアクセル・ディサシが同点弾を奪い、1-1のドローに終わった。

 今夏、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタが退団したことで、新キャプテンに就任したR・ジェームズは、この試合に先発出場して好パフォーマンスを見せたものの、76分に少し足を気にする仕草を見せつつ、軽く走りながらの途中交代となった。これにより、昨シーズンも何度か負傷交代となることがあったことから、再び負傷したのではないかとの心配の声も上がっている。

 しかし、ポチェッティーノ監督は試合後にこれを否定。「彼は疲れていただけだ」と負傷が理由で交代したわけではないことを強調した。

「彼がどこから来たのかを見ていく必要がある。私たちがここに来て最初にしたことは、選手全員を過去から評価して分析することだった。彼は3、4カ月も負傷離脱していた。このプレシーズンは彼にとって厳しいものだったと思うし、私たちはいかなるリスクも負いたくなかった。だからこそ、リスクを避けるために80分くらいで変えたんだ」

状態に注目が集まっているR・ジェームズ [写真]=Getty Images