デュランダル議長から、「MSの操縦技術で彼の右に出るものはいない」と称されるほどの力を持った少年「キラ・ヤマト」。“最強の戦士”の異名を持つその強大な力とは対照的に泣き虫で穏やかな性格の彼は、『機動戦士ガンダムSEED』の中でも、特に人間味のある魅力的なキャラクターとして描かれています。今回はそんなキラの魅力について考えていきましょう。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■悩み傷つきながら成長していく主人公
上述したように戦いの中で苦悩し傷ついてきたキラですが、どんなに悩んでも決して自分の信じたものは曲げないという強さを持っています。彼のやってきたことが全て正しかったのかどうかはわかりませんが、それでもキラは大切な人とその人たちが生きる世界を守るために最後まで戦い抜きました。ここではそんなキラの名台詞を3つご紹介しましょう。
「気持ちだけで一体何が守れるって言うんだ!?」
「想いだけでも・・・、力だけでも・・・。」
「それでも守りたい世界があるんだぁぁぁ!」
■ラクスとの関係
運命的な出会いを果たしたラクス・クラインとは、恋人であること以上に強い絆で結ばれています。基本的には誰に対しても優しいキラですが、ラクスと一緒にいるときは、また普段とも違う男らしさを感じますよね。この二人は、アニメ史に残るベストカップルとしても後世に語り継がれることでしょう。
■カガリとの関係
作中で実は双子であることが判明したカガリ・ユラ・アスハとキラ。カガリの言い分では彼女が姉でキラが弟だということですが、本当は恐らくキラが兄でカガリが妹なんだろうなと感じてしまいます。なぜなら、カガリといるときのキラはどこかいつもより包容力があって、大人っぽい印象を受けるからです。皆さんはどちらだと思いますか?
いかがだったでしょうか?“最強の戦士”という異名を持ちながら、ふたを開けてみるとただの優しくて純粋な少年。これがキラの本質であり魅力でもあるでしょう。キラたちが守り抜いた世界で、落ち着いた幸せな生活を送ってくれていると良いですね。
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★記者:西森ゆう(キャラペディア公式ライター)
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