13日にイタリア代表監督を電撃退任したロベルト・マンチーニ監督の後任を巡って、2人の名将が候補に挙がっているようだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によればナポリを昨季スクデットに導いたルチアーノ・スパレッティ氏(64)と、3月にトッテナム指揮官を辞していたアントニオ・コンテ氏(54)が候補となっているようだ。

ディ・マルツィオ氏によるとイタリアサッカー協会(FIGC)はまずスパレッティ氏にコンタクトを取った模様。スパレッティ氏もイタリア代表指揮官就任に前向きとのことだが、ナポリとの契約解除条項で300万ユーロ(約4億7000万円)を支払う必要があり、交渉が滞ったようだ。

そこでコンテ氏にもFIGCは接触したとのこと。スパレッティ氏にコンタクトを取った後の接触だったものの、コンテ氏は意に介していないようで2014年から2016年まで務めたイタリア代表指揮官復任にこちらも前向きとのこと。

ユーロ2020でイタリア代表を優勝に導いたマンチーニ監督の突然の辞任に見舞われたアッズーリだが、後任には頼もしい2人の名将が控えているようだ。