リヨンカメルーン代表FWカール・トコ・エカンビ(30)の移籍について、サウジアラビアのアブハ・クラブと合意に至ったようだ。

今夏、フェネルバフチェやセルタに加え、中東のクラブからも関心が報じられていたトコ・エカンビ。

在籍3年間で公式戦114試合に出場し38ゴール19アシストをマークしたカメルーン代表FWだが、人件費の削減と補強資金の捻出を目指すクラブによって売りに出されている状況だった。

フランス『フット・メルカート』によれば、すでにリヨンとアブハ・クラブの交渉は行われており、移籍金150万ユーロ(約2億4000万円)+ボーナス50万ユーロ(約8000万円)で合意に至ったとのことだ。

これにより、リヨンは124万ユーロ(約2億円)と言われるトコ・エカンビの年俸の削減に成功。また、新たな新戦力確保に必要な資金を作れるとみられている。

なお、さらなる人件費の削減を目指すリヨンジンバブエ代表FWティノ・カデウェレの放出を検討しており、同選手にはモンペリエが関心を示しているという。