EXILE TETSUYAを中心としたEXILE TRIBEの新音楽ユニット・EXILE B HAPPYが8月12日、千葉・千葉ポートアリーナ・サブアリーナで開催した【CL 3rd Anniversary CL26 ~Circle of Smiles~】で初パフォーマンスを披露した。

 このユニットは、2023年6月に「ダンスと音楽で子どもたちの夢を応援する」という目的から誕生した。メンバーはEXILE TETSUYAをリーダーとして、ボーカルに吉野北人(THE RAMPAGE)、中島颯太(FANTASTICS)、パフォーマーに関口メンディー(GENERATIONS)、小森隼(GENERATIONS)、浦川翔平(THE RAMPAGE)、木村慧人(FANTASTICS)による7人組で、TETSUYAの呼びかけに賛同した子どもが大好きなメンバーが集まった。

 本イベントは、いわゆる体育館スペースで行われた。キッズたちの笑顔のためのステージということで、客席の前方には子連れのオーディエンスが集う。そしてカラフルなステージセットに本格的な音響が組まれていたのも特徴。あえてホールなどのライブ空間ではない場所で企画されることが新鮮だ。

 本編は浦川のDJプレイでスタート。彼が場を温めてから、TETSUYAキッズダンサー6人と登場し、続いて小森、木村が加わる。「この笑顔を見るためにこのステージを作ってきた」というTETSUYAをはじめ、彼らは伸び伸びと会場をダンスへ誘う。普段のライブとは違い、子どもを盛り上げる秘訣は「呼びかけるだけでなく、自らも一緒にアクションすること」だそう。

 中盤には「ヒーローショー」と題した寸劇コーナーも。ここでシークレットメンバーとされていた関口が「メンディーマン」という設定で、重低音の効いたSEとともに登場。

 コミカルな動きで笑いを取ってから、今年20周年を迎えるEXPG STUDIOのキッズダンサーたちのショウケースへ。そこに卒業生として夢をつかんだ関口も参加し、グルーヴィなカッコよさを添えた。なお、声だけではあったが、EXILE NESMITHと橘ケンチも出演する粋な計らいも。

 そしてボーカルとして吉野と中島が登場。ようやくグループが出揃い、全員で「日頃から頑張る人への応援歌」である新曲「MORNING SUN」を初披露。明るいポップな曲調に、シンプルで楽しげなダンス。さらに浦川がダンスレクチャーを行って再度、同曲を会場全員で歌い踊る。それは単なるライブではないからこその温かい空間だった。

 そして、EXILE THE SECOND「Going Crazy」 、FANTASTICS「CANNONBALL」、THE RAMPAGE「WELCOME 2 PARADISE」、 GENERATIONS「NOW or NEVER」をメドレーでパフォーマンス。さらにEXILE「Ki・mi・ni・mu・chu」もカバーした。

 最後はそれぞれが一言ずつMCを行った。

 「子どもたちから笑い声など、いろいろな声が聞こえた。ハッピーが広がっているのを見ると活動の意義を感じます。これからもこの輪を子どもたちと広げていけるように頑張ります」(浦川翔平)

 「ここが今日一番ハッピーな空間だったと思います。これからもいろいろな形で楽しんでもらえたら」(木村慧人)

 「僕自身、EXILEに音楽とダンスで夢をもらって、いつしかEXILEという名のつくグループに入ることができた。あの頃の自分の夢を叶えるように、目の前や全世界の子どもたちに届けたい」(小森隼)

 「僕たちにしかできないエンタテインメントを通して、皆さんを幸せにしていきたいです」(関口メンディー

 「このプロジェクトでキッズの皆さんの夢が叶う、それが親をはじめ多くの人の夢に繋がっていくはず。これからも数々の夢を叶えていきます」(中島颯太)

 「子どもたちの笑顔を実際に見ることで、僕たちもパワーをいただきました。未来が明るくなるように、僕らも愛と夢と希望を届けていきたいと思います」(吉野北人)

 「このユニットでフェスをしているような未来が見えました。もっと大きなところでたくさんの人が笑顔になれるステージをこれからも用意していこうと思います」(EXILE TETSUYA


◎イベント情報
【CL 3rd Anniversary CL26 ~Circle of Smiles~】
2023年8月12日 千葉・千葉ポートアリーナ・サブアリーナ

吉野北人、中島颯太らをメンバーに迎えた新ユニット・EXILE B HAPPYお披露目、リーダー・TETSUYA「たくさんの人が笑顔になれるステージを」