■日本で最も美しい村で、人と自然の共生と実践 ”をスローガン に トヨタ自動車株式会社と、白川郷・五箇山の合掌造り集落世界遺産に登録されている岐阜県大野郡白川村、公益社団法人日本環境教育フォーラムなどが協力し運営している 「トヨタ白川郷自然學校」 (〒501-5620 岐阜県大野郡白川村馬狩223 學校長:山田俊行)では、2023年9月より 自然体験学習 と デジタルプログラミング体験 を 融合したカリキュラムで想像力を育み、参加者に冒険の場と機会を提供する 野外キャンプ 「デジタルガキ大将キャンプ 2泊3日inトヨタ白川郷自然學校 」 を広く一般から募集し、実施いたします。

■「デジタルガキ大将キャンプ」は 、デジタル領域での学びと自然体験領域での学びをバランス良く組み合わせることで、真のICT教育と生きる力を育むことを目指し、野外でのテント泊や自然体験活動を通じて、参加者に生き抜く道具として、火やナイフ、デジタルテクノロジーに向き合う思考を育むカリキュラムです。

■今の大人たちにとって、想像もできない AI が跋扈するシンギュラリティ後に、仲間とともに、先頭に立って新しい価値 を創造して社会 を支えていく人材が必要になることを見据え、子どもたちにデジタル体験を通じて プログラミング的思考(※1)やデジタルに向き合う態度、また自然体験を通じて身体性と五感の伴う想像力はもちろん、20年後の社会を見越して、テクノロジーと人と自然の知恵を結びつけ、新たな視点や創造力を持ち、未来の挑戦に仲間と立ち向かえる「デジタル時代のリーダーシップ」を育成することを目的としています。

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■ これまで、火やナイフといった生きるツールに向き合い、したたかに逞しく元気に生きていく思考や態度を身に着けていくことを理念として掲げ、自然体験学習の教育プログラムが培われてきまし た。この文脈に生きていくツールとしての自然の中の活動を通じて“デジタル”を組み込み、テクノロジーに使われるのではなく、ツールとし使いこなす向き合い方や態度、生きる力としての「プログラミング的思考」(※1)の基盤づくり場と機会を、自然体験を通じて提供していくことが、本キャンプの特徴です。

※1:「プログラミング的思考」・・・自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一どのように組み合わせたらより意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力のこと。文科省による「小学校プログラミング教育の手引き」では、その目的として「プログラミングそのものを学ぶこと自体がねらいではなく、それを通じて育まれる思考や態度の獲得」が重視されています。


【基本情報】

●プログラム実施: トヨタ白川郷自然學校

●旅行企画・実施: NPO法人白川郷自然共生フォーラム岐阜県知事登録旅行業第2-305号 (一社)全国旅行業協会会員 )

●企画協力:にほんげんき株式会社

●会場:トヨタ白川郷自然學校 (〒501-5620 岐阜県大野郡白川村馬狩223)

●実施期間: 2023年9月16日(土)~9月18日(祝) 2泊3日※雨天決行

●募集対象: 小学3年生~6年生とその保護者(募集定員:親子15組※お子様だけの参加可能)

参加費用:親子1 組(子ども1名+保護者1名)297,000 円(税込/朝食2+昼食3+夕食2 付/テント1泊+ホテル1泊)

※お子様のみ参加は、ひとり148,500 円(税込)

●お申し込み:トヨタ白川郷自然學校 申込WEB→https://shirakawa-gogocamp.jp/camp/digigaki2023/

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トヨタ白川郷自然學校 TOYOTA Shirakawa-Go Eco-Institute】

自然環境に対する思いを深めるきっかけ作りの場として、2005 年4 月に白川村・環境NPO と連携し、開校。白山国立公園を背に世界遺産合掌集落を眼下に望む山間で、「共生」をテーマとして掲げ、自然の営み・叡智からの学びを通じて、一人ひとりの人生をより豊かにするプログラムを提供しているフィールド&自然体験型宿泊施設です。またここは、持続可能な環境づくりを目指すトヨタ自動車株式会社が発表した「トヨタ環境チャレンジ2050」で、生物多様性の保全活動を進め、人と自然が共生できる社会づくり、持続可能な発展のための教育/人と地域と自然との共生「ToyotaESD(※2)」という創業以来の理念を実践していくフィールドです。このフィールドそのものが、“次世代向け自然共生教育ツール”として、専任のインタープリター(自然案内人)が常駐し多様なプログラムやガイドツアーを提供。多くのファンが、ファミリーが、利用し、年間で白川郷に訪れる216 万人(2019 年白川村役場統計データ)への受け入れとしても、地域に根ざした環境教育プログラムを充実させ、広く展開しています。近年はSDGs も意識し、より広い社会課題に対応した取り組みに力を入れています。


<運営>

NPO 法人白川郷自然共生フォーラム

岐阜県知事登録旅行業第2-305 号(一社)全国旅行業協会会員)

<基本情報>

501-5620 岐阜県大野郡白川村馬狩 223
TEL: 05769-6-1187 (受付時間 9:00~18:00)   FAX: 05769-6-1287 MAIL: info@eco-inst.jp

●累計来校者数:約25 万6,000 人(2022 年1 月時点)

●年間宿泊者数:約1 万3,700 人

●年間プログラム参加者数:約1 万2,600 人

公式HP>https://toyota.eco-inst.jp/

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■今回のガキ大将たちのメインステージは、自然學校から約1.5kmの場所にあり、「大窪の水芭蕉の群生」として白川村指定重要文化財に選ばれ、森の生き物たちのユートピアとなっている神秘的な山池と森 「大窪池エリア」

(〒501-5600 岐阜県大野郡白川村 馬狩 大窪周辺→https://goo.gl/maps/teGqvozqd9TynAyW6 )。

森へ池に流れ込む地下で育まれたきれいな湧き水を汲みに探検へ出かけた後は、コンパスとロードメジャーなどの道具と身体を使い実踏とフィールド観察。現実のフィールドで方角や距離を測定し、植物や、魚、水生生物、昆虫などを見つけに行きます。これらの五感を通じて得た体験と情報はデジタルマップに反映させるためのベースとなります。また、学校教育の現場で活用されている「スクラッチ」を使用して、フィールドでの身体的な体験を通じて得た身体的情報を考慮して、マップのスケールを設定し、フィールドで見つけた植物や昆虫のポイントを落としながら、プログラムを作成し、世界に一つしかない大窪池デジタルマップを皆でつくっていきます。

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■スタッフ紹介

●デジタルガキ大将コーチングスタッフ 倉本 大資(くらもと・だいすけ東京大学大学院情報学環特任研究員)

「これから先の時代を生きる子供達の行く先、その世界はもはや私たちには想像もできません。そうした子らにずっと寄り添い続けることはできないのは明らかなので、いかに生きる力を備えていくかは常に考え続けたいことです。本来の人類の活動のフィールドである実世界や人間の作り出した社会は、加速的にデジタル上に、またメタバースと呼ばれる別の空間世界に広がり始めました。どのような環境であってもそこで受け身に消費する側として関わるより、モノ・コトを起こし作り出していく力や 感覚を備え作る側に立つことを少しでも経験しそうした未知の環境でも立ち向かえる力の源泉にしてほしいと考えています。デジタル環境と自然や野外活動は対比されることが多いですが、どちらも子供達にとって大切なフィールドであり自分たちでよりよい未来へ向けて変えていける、と考えます」。

トヨタ白川郷自然學校インタープリター 大豆村 伸也(まめむら・しんや)

「デジタルが進む未来だからこそ、親子での旅、人との出会い、自然との触れ合い、質の高い体験を通じてリアルとのギャップを理解していることが大切!だからこそ、机にかじりついて学ぶだけでなく、自然の中での実体験が必要であると考えます。また皆様の期待を超えられる時間を作り上げられるよう、精一杯関わらせていただきます」。

トヨタ白川郷自然學校 學校長 山田 俊行(やまだ・としゆき)

トヨタ白川郷自然學校が、現在、力を注いでるプログラムのひとつが「こどもキャンプ」です。大自然の中に入り、異年齢かつ多様な出身や背景を持った子どもたち と一緒に過ごすことで、変化と多様性を尊重することの良さを実感していただき、さらに、自分で決めるということの楽しさや充実感が味わえるプログラムになっています。こどもキャンプは自然の大切さを教える場所だと認識されることがありますが、私は人間教育の場と考えます。その手段として森や自然を活用するのです。森の持つポテンシャルに加えて、森でやるからこそ育つという付加価値。ICT教育も、本質的にとらえると、同じはずです。そこに、たくましい子どもに育てようという目標があったとき、教室より森のほうがいいじゃないか。外でやるほうが良いことは、外でやろうじゃないかと私は常々思っています」。

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■活動スケジュール予定

【DAY1:9 月16 日(土)】



【DAY2:9 月17 日(日)】

  • 6:30 起床~朝食はホットサンド&ポトフ

  • 8:30 森の湧き水探検ハイキング(大窪池周辺)へ出発~森が育てた美味しい湧き水で、結うま豚汁をつくろう。

  • 13:00 デジタルプログラミング体験2. 「大窪池デジタルマップをつくろう」 フィールド編

    大窪池散策路を歩き、軌跡を残しながら、魚、虫、植物を見つけてスケッチ、画用紙、で記録

  • 16:00トヨタ白川郷自然學校へ戻り、テント片付け~宿舎~入浴~夕食(レストランにて)

  • 20:00 振り返りの会

  • 21:30 歯磨き・消灯(ホテル泊)



【DAY3:9 月18日(祝・月)】

  • 6:30 起床~レストランにて朝食

  • 8:00 片付け~チェックアウト

  • 9:00 デジタルプログラミング体験3. 「大窪池デジタルマップをつくろう」 デジタル編

  • 各班で軌跡データ、観察ポイント、観察メモなどを整理~「スクラッチ」で軌跡データを元に、大窪池散策路のデジタルマップをつくります。

  • 12:00 生まれも育ちも白川郷の「結うま豚」を使った豚丼でランチタイム

  • 13:00 白川郷の暮らしの知恵を学ぶガイドウォーク&枝をロープに変えた「ねそねり ねそがけ」伝統技術体験

  • 14:30 さよならの会

  • 15:00 帰路へ。

●プレスリリースはこちらからダウンロード

https://prtimes.jp/a/?f=d117624-3-7b04746aa88e95b699034b3be157c807.pdf

●参加お申込みはこちらから。

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