日本代表MF鎌田大地を獲得したラツィオ。獲得を決めた際のマウリツィオ・サッリ監督の反応が話題となっている。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

2022-23シーズン限りでフランクフルトを退団した鎌田。2021-22シーズンはヨーロッパリーグ(EL)優勝に大きく貢献し、ヨーロッパにその名を轟かせた。

フランクフルトでのキャリアを終えてステップアップを目指した中、今夏はミランへの移籍が濃厚と報じられていたが、鎌田に関心を持っていたテクニカル・ディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏、スポーツ・ディレクター(SD)のリッキーマッサーラ氏が電撃退任。これによりミラン行きが暗礁に乗り上げた。

鎌田には様々なクラブが関心を寄せ、レアル・ソシエダアトレティコ・マドリーなどスペインクラブも名前が浮上。しかし、最終的にはラツィオへの移籍が決定した。

そんな中、鎌田の獲得に動いた際、ラツィオを率いるサッリ監督とテクニカルコーチジャンニ・ピッキオーニ氏はかなり驚いたという。

『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、倹約家としても知られるラツィオクラウディオ・ロティート会長から鎌田の獲得について話題に出した際、2人は「唖然としていた」という。

そして2人は目を見開き即座に「イエス」と答えたとのこと。これで鎌田の獲得を決めたようだ。

どうやら2人は鎌田がフリーだということを理解していなかったようで、まさかラツィオに来る可能性があるとは思っていなかったとのこと。ミランやウェストハムなどへ行く気は鎌田がなかったが、アトレティコ・マドリーに行く可能性があり、それが信じられていたようだ。

サッリ監督も歓迎した鎌田の活躍。すぐにトレーニングでは直接指導するなどし、サウジアラビアへと移籍したセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの代役として大きな期待がかけられることになりそうだ。

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