川口春奈玉森裕太(Kis-My-Ft2)が8月15日に都内で開催された映画「マイ・エレメント」公開御礼舞台あいさつに登壇。公開から10日ほど経過し、周囲から寄せられた反響などについて語った。

【写真】うれしそうにニッコリ!ピーター・ソーン監督の手描きイラストを掲げる2人

■玉森「横尾さんが『とてもとても良かったです』と…」

同映画は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く、ディズニーピクサーの最新作。川口が熱くなりやすくて家族思いな“火の女の子”エンバー、玉森が涙もろくて心優しい“水の青年”ウェイドの日本版声優を務め、8月4日に全国で公開された。公開から10日間で80万5690人の動員を記録し、興行収入は10億3520万円を突破している。(※8月14日朝10時時点)

周囲の反響について聞かれ、玉森は「この間メンバーの横尾(渉)さんから連絡がきまして。『見ました』と写真付きで。『とてもとても良かったです』と言ってくださったんですけど、すごく身近なメンバーや家族に見ていただけているのがすごくうれしいし、あらためて携われて良かったなと実感しています」と、身近な存在であるキスマイメンバーからの声をうれしそうに紹介。

一方、川口は「私も友達や家族や普段お世話になっている方々からの連絡とか、コメントを頂いています。自分も公開してから劇場に見に行かせていただいたんですけど、その時はリアルタイムでお客様と一緒に見ることができて、劇場の温度感も肌で感じられて。すごくうれしいコメントも聞こえてきたりとか、(良い反応を)肌で感じています」と、実際に劇場で見た時に肌で感じた観客の反応を振り返った。

■“やさしい気持ち”になったエピソードも

また、本作の日本版エンドソングがSuperflyの歌う「やさしい気持ちで(マイ・エレメントver.)」ということで、最近「やさしい気持ち」になった出来事について聞かれた玉森は「最近キスマイの現場にケータリングの方が来てくださって。その人は前も来てくださったんですけど、僕らの中ですごくおいしくて『もう一回来てほしい!』と思っていたケータリングの方で。その方が作るご飯が本当に愛情を感じるんですよ。ただ温かいご飯というだけじゃなくて、真心みたいなものが食べていて伝わるし、作っている姿もおいしいんです!(笑) なので僕はそのご飯を食べているときに“やさしい気持ち”になりました」と、おいしくて愛情も感じたというケータリングのエピソードを明かす。

さらに、「愛情というか、気持ち的なものがお皿の中にあるなあと勝手に感じて、すごく温かい気持ちになりました。メンバー満場一致で『また来てほしい』って言うくらい。小料理屋さんの方なんですけど、めちゃくちゃ人気ですね」と続け、自分だけでなく他のキスマイメンバーも含めみんな大好きであることを伝えた。

そして川口は「母とサウナに行ったんですけど、サウナの後に2人でお風呂の鏡台に座って、2台ドライヤーがあったんですけど、母が真っ先に私の髪の毛を後ろから乾かしてくれて。母は毎回そうで、温泉などでそういうシチュエーションになると、必ず何も言わずに乾かしてくれるんです。危うく泣きそうになっちゃって…。そういう愛というか、ささいなことなんですけど、すごくありがとうって思いました」と、母親との心温まるエピソードを話した。

なお、今回2人にはサプライズの演出で本作の監督を務めたピーター・ソーン氏からビデオメッセージと手描きのイラスト(エンバーとウェイド)も贈られ、それぞれ感激の面持ちでイラストを受け取った。

◆取材・文・撮影=ブルータスシーダ(STABLENT LLC)

玉森裕太/※ザテレビジョン撮影