パリ・サンジェルマン(PSG)のドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーが、強盗被害を免れることになった。フランス『Le Parisien』が報じている。

近年、PSGの選手たちは組織的な強盗集団の標的となっており、これまで数人の選手たちが試合開催日や遠征時に自宅の空き巣被害に遭い、時には選手本人や同居する家族が強盗と鉢合わせになり負傷する事件も起きていた。

直近ではイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが、今夏ジャパンツアーの直前にパートナーと共に拘束され、50万ユーロ(約7950万円)相当の金銭的な被害に遭っていた。

そういった中、『Le Parisien』の最新の報道によると、地元警察は14日深夜にパリ西郊外のサンクルーにあるドラクスラーの自宅近くをパトロール中に不審な車両を発見。乗員2名に対して職務質問および車両内を調べると、車内には手袋、目出し帽、プラスチック製の拘束具が見つかった。さらに、近くにいた5人乗りの別の車両に対しても同様の捜査を行い、自宅侵入計画に関与した疑いで緊急逮捕した。

7人全員が犯罪共謀の容疑で警察に拘留されており、15日に出廷する予定だ。

現時点で犯人グループの供述は明らかになっていないが、ドラクスラーの自宅を標的にしていたことは間違いないという。

なお、ベンフィカへの1年間のレンタル移籍を経て、今夏パリに帰還したドラクスラーだが、ルイス・エンリケ監督の構想外となっており、去就が不透明な状況だ。

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