15日、実業家のひろゆきこと西村博之氏が自身の公式X(旧ツイッター)アカウントに投稿。防衛費増額について、自身の考えを発信した。

 ひろゆき氏は、ニュースを話題にした自身の別投稿をリポストする形で投稿。『毎日新聞』(毎日新聞社)のWEBニュースで報道された、小学生が岸田文雄首相に「なぜ防衛費を上げるのですか」と手紙を送るも無回答だったというニュースに意見。「防衛費が増えた理由は、岸田首相に手紙を書かなくても、国会答弁やニュースを見ればわかります。教師が無能だから調べ方がわからなかったのかな?」と、この小学生の教師に指摘をしていた。

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 この投稿をリポストし、自身の防衛費増額についての考えを「防衛費増額は、自民党のお友達企業とアメリカが押し付ける型遅れ兵器の買取りにお金が流れるだけで、日本の軍事技術開発にお金が回らず防衛力も上がらないと考えてます。なので、おいらも反対派です。」と、明らかにした。その上で、「防衛費増額反対という政治的主張のために子供達を利用するのは良くないと考えるおいらです。」と、前出の小学生は“利用されている”と指摘している。

 これを受けSNSには、「またひろゆきが適当なデマを撒き散らしてる」「近年日本政府が購入した兵器で型遅れの兵器なんて一つもない」「真面目に米国の兵器で型落ちじゃないですよ」「それならアメリカの軍需産業儲かってなきゃおかしい」「恐らく型落ちと言うのはトマホークの事をさしているのだろうけどトマホークは常にアップデートされており、日本が配備するのは最新型です」など、ひろゆき氏の“アメリカに型遅れ兵器を押し付けられている”という主張を誤りだと指摘する声が多く集まっている。

 また、自身の投稿で「無能だから調べ方がわからなかった」と教師に皮肉を言っていることから、「ひろゆき氏的には調べた結果が型遅れ兵器などというデマだったんだね。行った学校で教わった調べ方がきっと間違った答えに繋がったのだろう。」という厳しい指摘もあった。

記事内の引用について
ひろゆきの公式Xアカウントより
https://twitter.com/hirox246

西村博之(ひろゆき)氏