日本におけるインド映画歴代No.1興行収入を記録し、第95回アカデミー賞ではインド映画初となる歌曲賞を劇中歌「ナートゥ・ナートゥ」が受賞した『RRR』(公開中)が、9月30日(土)にWOWOWにてテレビ初放送されることが決定。翌10月1日(日)には日本語吹替版も放送されることが明らかになった。

【写真を見る】インド映画史上最高となる製作費7200万ドル(約97億円)がかけられた『RRR』

本作は『マガディーラ 勇者転生』(18)や「バーフバリ」シリーズなどでインドを代表する人気監督となったS.S.ラージャマウリが手掛けるスーパーエンタテインメント大作。イギリス植民地時代のインドを舞台に、実在した2人の独立闘争の英雄が、愛と友情のために命を懸けて戦う姿を描く。英国軍にさらわれた幼い少女を救うために立ち上がったビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr)と、大義のために英国政府の警察となったラーマ(ラーム・チャラン)は運命に導かれるように出会い、唯一無二の親友となる。しかし、ある事件をきっかけに、2人は究極の選択を迫られることに…。

日本でも多くの映画ファンを虜にした本作のテレビ初放送を記念して、WOWOWでは全10作品におよぶインド映画大特集を放送、配信することが決定。ラインナップは“「RRR」がやってくる!インドのヒットメーカー ラージャマウリ監督”と題して、『マッキー(13)、『マガディーラ 勇者転生く完全版>』、『バーフバリ 伝説誕生<完全版>』(18)、『バーフバリ 王の凱旋く完全版>』(18)の4作品が、“「RRR」がやってくる!インド映画傑作選”として、『エンドロールのつづき』(23)をはじめ『ムトゥ 踊るマハラジャ』(95)、『ガリーボーイ』(19)、『マダム・イン・ニューヨーク』(14)、『きっと、うまくいく』(09)、『ハーティー 森の神』(22)の6作品が放送される。

インド映画史上最高額をかけて製作された『RRR』をはじめとする、”史上最高濃度の映画体験”をぜひこの機会に堪能してほしい。

文/入江奈々

『RRR』WOWOWて9月にテレビ初放送決定!全10作のインド映画大特集も/[c]2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.