「HYBE」と「CJ ENM」による合同JVレーベル「BELIFT LAB」による『R U Next?(アーユーネクスト)』。7話では新たなミッションが始まり、また大きな展開を迎えていく。

(参考:【写真】「脱落したい」と嘆く参加者・シャネル

 下位の練習生から順にミッション曲を選んでいく第5ラウンド。色とヒントが書かれた扉を開き、それぞれの部屋に集まったメンバーでユニットを組むが、人数が多くなった場合上位の練習生は下位の練習生を追い出すことができるというルールも存在する。

 これまでのラウンドでどんな姿を見せてきたかを基準にしたり、自分の得意そうな雰囲気を選んだりと、それぞれが思い思いの扉を開いていった。満員になったレッドルームからはウォンヒとヒメナが、グリーンルームからはシャネルが追い出され、悔しい表情でパープルルームに集結した。第5ラウンドともなると、どの曲を選びどのメンバーとともにパフォーマンスするのかが自分の運命を大きく分けることとなるため、練習生たちは楽曲選びから真剣な眼差しだ。

 今回も、実際に観客を動員しての本番となる。開始前には現時点での得票数による順位が発表されることとなった。オンラインの投票結果は韓国50%・海外50%の割合で反映され、その票数が点数となって反映されているという。

 発表された上位6人(第5ラウンド開始前時点)は、6位から順にウォンヒ、イロハ、ジミン、ジウ、ヨンソ。一位はミンジュとなった。

 2NE1の写真が貼られていたグリーンルーム。課題曲の「I Don’t Care」に挑むのは、ジミン、ミンジュ、ヨンソ、ジヒョン、ヘウォンの5人だ。今回のパート分けは、自分が望むパート分けを紙に書き、記入後にそれをユニット内で見せ合うという形式となっていた。

 高音域が得意なため、高音パートを任せられたヘウォン。しかし本人には不安な気持ちがあり、パートの担当量が少ないことも少し不満に思っていたようだ。他のメンバーが笑顔で練習する中、浮かない表情のままだ。LOW LEVELに下がってから思うようにパートを得ることが難しくなっていることも、悔しさと不安感に包まれてしまう理由になっているようだ。

 他のメンバーも、音程がうまく掴めなかったり歌詞が覚えられなかったりと問題を抱えており、中間評価でも準備ができていないことがはっきりと表れてしまい、コーチ陣からは辛口評価を受けた。結果的に本番前での「ワーストユニット」に選ばれ、ジミンが「ワースト練習生」にも選ばれてしまった。

 練習を重ね、「楽しく!」と声を掛け合いながらステージに立った5人。スタートを務めたミンジュの声は自信に溢れているようだった。コーチ陣からもミンジュの曲のようだったとコメントが上がるほどで、一際輝いた姿を見せることができていた。ヨンソも、自分のパートを責任感を持ってできていたと評価を受けた。ジミンは発音に対しての指摘を受けたが、一方で自分のパート以外での自分の見せ方が好評な結果に。高音を担当したヘウォンに対しては、少し不安定だったという本人の不安が的中する評価となってしまった。グループ内での一位はミンジュの815点となった。

 続いてはプリンセスのような姿で登場した、シャネルウォンヒ、モカ、ヒメナ、ソヨン。紫の扉を開いた5人は、「The Fifth Season」が課題曲となった。MCトークで明らかになった通り、今回はウォンヒがメインパートを担当するようだ。

 ダンスが多い課題曲となり、練習が難航し、リーダーとなったシャネルは不安そうな表情を浮かべていた。他のチームと比べた振付量の多さに、フェアではないという思いを抱いていたようだ。他のグループに移動できるカラートレードの時間が来ると、練習生たちはシャネルに無理せず移動を試みるように勧めた。しかしトレードの場所に行くと、同じく悩んでいたヘウォンの姿が。結果的にトレードとはならず、シャネルはグループに残ることになった。

 中間評価では、シャネルがラップのみを担当していることに対して、ウォンヒのパートを少しシャネルにうつした方がいいという指摘を受けた。再パート分けの話し合いの中でシャネルが気を悪くしてしまい、自信喪失をしたシャネルが「脱落したい」と溢す一幕もあったが、全員で後悔しないために練習を重ねることを決意したようだ。

 モカは今回のステージで自分の魅力を発揮し、コンセプトにバッチリあっていたことが評価を受けた。しかし全体では、それぞれの雰囲気がバラバラだったことや不安な気持ちが表情に出ていたことに対して厳しいコメントがあがってしまった。

 最後はレッドルームに入っていったユナ、イロハ、ジョンウン、フウナ、ジウ。Red Velvetアイリーンとスルギによる楽曲「Monster」が今回の課題曲となった。

 ユナが立候補してリーダーを務め、全員にとって予想外だった楽曲に挑んでいくことになった。しかし自然とジウがリードしていく展開になり、ユナは少しもどかしさやストレスを感じていたようだ。二人きりのタイミングで、言葉を選びながら自分がリーダーとして頑張りたいという思いを伝えたユナ。ジウもその思いを受け止め、ユナが困っているときは協力するという関係性で練習期間を過ごしていった。

 フウナは、自分が思い描いていたのとは正反対の楽曲に戸惑いを抱えていた。パワフルなイメージに初挑戦のフウナだったが、ユナをはじめ周りのサポートを受けながら少しずつ前進していったようだ。

 ステージに現れた5人の表情は普段とは全く異なっていた。これまでになかったような強いイメージのステージを完璧に完成させたことがはっきり伝わって来るような時間で、コーチ陣も鳥肌ものだとコメントした。フウナも新たな一面を見せ、チョグォンから痛快だったと評価を受けた。ユナは大得意なパワフルでスパイシーなステージをしっかりこなし、イロハも可愛らしいモンスターだったとコーチを笑顔に。ジョンウンも成長が評価され、メンバー全員にとって満足いくステージとなったのではないだろうか。

 集計の結果、パープルユニットが3536点、グリーンユニットが3483点、そしてレッドユニットが点3723となり、見事がレッドユニットがカラーミッションで1位の座を掴んだ。

 しかし第5ラウンドには2つ目のミッションが。スヨンから発表されたミッション名は「BLACK MISSION」。2つの点数を合わせて最終結果となるようだ。

 残る15人の練習生の運命を左右する次のミッション。ユニットごとに代表 1人を選び、選ばれた3人がミッションをこなすというシビアなステージだ。

 そのミッションと気になる第5ラウンドの最終結果は次回の放送で明らかになる。

(文=フルヤトモコ)

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