岸優太が、8月16日に都内で開催された映画「Gメン」男子学生限定試写イベントに登場。共演の竜星涼、矢本悠馬、森本慎太郎(SixTONES)、りんたろー。(EXIT)と共に舞台あいさつを行い、学生たちにモテるためのアドバイスなどを行った。

【写真】266人の男子学生をバックに岸優太ら“Gメン”キャスト集合ショット

■MC・りんたろー。で大盛り上がり

同作は、学園をモチーフにした青春作品を数多く手掛ける小沢としおによる同名コミックの実写映画化。問題児ばかりが集う武華男子高校1年「G組」に転入してきた主人公・門松勝太(岸)が、「G組」メンバーや上級生といった仲間たちと全力で生きる姿を、大興奮のアクションと熱い友情で描く青春エンターテインメントだ。

今回のイベントは、今作で映画初出演を果たしたりんたろー。が、MCを担当。客席には中学生、高校生、専門学校生、大学生の男子266人が集まり、キャスト5人も男性ということで普段の舞台あいさつとはまた違った雰囲気で進行した。

熱い友情が描かれる作品にちなみ、“映画の熱かったポイント”について聞かれた岸は「アクションに関しては本当に熱かったなと。裏では(わちゃわちゃにぎやかな)こういう感じですけど、いざアクションのシーンがあるとスイッチを切り替えて、プロ意識を感じる部分がありましたし、ギャップですよね」と振り返る。

その流れで、りんたろー。が「八王子で撮影したんですけど、結構な住宅街で、その撮影に入る前、僕らに対して『たぶんファンの人がめっちゃ集まってきちゃうと思うんで、撮影止まると思うし、怪我とかしないように本当に気を付けてください!』って言っていて、さすが座長だなと思いました。熱いなと」と、岸の熱いエピソードを披露すると、岸は「そうですね…でも、(ファンが)こなかったですよね…ビックリすることに」と苦笑い。

続けて岸は「でも、自分の中での解釈がありまして。八王子はたまたま主婦の年齢層の方が多くて、僕のファンの方でよくお見かけするのは、イメージですけどちょっと若い10代の子とか、主婦よりもうちょい上の層の方が現状多かったので、八王子のママ層にはまだ岸が効いてないですね」と自己分析し、今回のイベントで八王子から来たという学生の姿を見つけると「どうか八王子にも岸を告知してください!」と呼び掛けていた。

マリリン・モンローより先にやっていた?

また、学生時代それはそれはモテたであろう登壇者たちが、“学生の先輩”として学生たちに“モテるためのアドバイス”をすることに。

普段からモテるための努力は惜しまないという岸は「寝る前に香水をつけること」と話し、「必ず寝る前に香水をつける。例えば朝学校に行く時に香水をつけると『仕上げてきてるな』って感じがする。強過ぎるし、構えちゃってるなって。寝ると香りがちょっと落ちて、ナチュラルな香りになるので、それで出勤(登校)するのが一番いいですよね」と、緻密な計算の上で寝る前に香水をつけることが良い香りにつながっていると主張。

そのルーティンについて、竜星は「これを聞いて『何だよそれ!』って思ったら、マリリン・モンローもやってるんですよ」と驚きの補足情報を明かすと、岸は「俺が意識せずにやっていたら、たまたまマリリン・モンローもやってたんです」と、あくまでマリリン・モンローのまねをしたわけではなく、自分発信であることを強調していた。

さらに、岸はモテるために四字熟語を覚えているそうで「格好いい言葉を使えるようになりたいなと。最近だと『四面楚歌』とか。あとは、小説とかで出てくる言葉だと『滑稽』とか。ひらがなで『こっけい』です。何が四字熟語か分からないんですけど、格好いい言葉を集めているんです。魑魅魍魎とか」と自由奔放な岸ワールドを展開し、会場からは拍手が起きていた。

◆取材・文・撮影=ブルータスシーダ(STABLENT LLC)

岸優太/※ザテレビジョン撮影