ディズニー・チャンネルで人気の若手スター俳優が集結した、ディズニー・オリジナル・ムービー「プロムの約束」が、7月にディズニープラスで配信された。同作の舞台はアメリカの高校で、卒業を目前にした学生たちが参加する一大ダンスパーティー“プロム”への誘いを巡る、青春ロマンティックコメディーだ。主人公のマンディを演じるのは、ディズニー・チャンネルの人気ドラマ「アンディマック」の主人公・アンディ役で人気の女優、ペイトン・エリザベス・リー。今回はマンディの大親友・ベン役に起用された、ティーンエイジャーの間で人気を博す若手イケメン俳優、マイロ・マンハイムの活躍ぶりを新作と合わせて紹介する。(以下、ネタバレを含みます)

【写真】イケメン度さらにアップ!ドレッシーな衣装で着飾ったマイロ・マンハイム

■人気街道を駆け上がるディズニー界のニュースター

同映画は「ハイスクールミュージカル」のザック・エフロンヴァネッサ・ハジェンズなど、数々のスター俳優を輩出してきたディズニー・チャンネルのオリジナル作品。その中の一人として人気急上昇中の“新ディズニースター”がマイロだ。

現在22歳の彼が、俳優としてのキャリアをスタートしたのはわずか7歳の時。子役としてキャリアを積んできたマイロが、ディズニースターの仲間入りを果たしたのは、2018年に配信されたディズニー・チャンネルミュージカル映画「ゾンビーズ」だ。

マイロは歌って踊るゾンビ役・ゼットとして活躍し、その甘い歌声とマスク、そしてなんと言っても愛嬌(あいきょう)のある笑顔に魅了されたファンの間で一躍人気者となった。また「ゾンビーズ」はシリーズ化し、人気作となっている。

■「天才少女ドギー・カメアロハ」でも共演

その後は、ハワイを舞台に“天才少女”と呼ばれる16歳のラヘラ・カメアロハが、彼女の母も働く病院の新人医師として奮闘するハートフルドラマ「天才少女ドギー・カメアロハ」にて、シーズン2の第2話から登場。主人公・ラヘラを演じるのは「プロムの約束」でマンディ役に扮(ふん)するペイトンという縁も。

彼女との初共演となった本作では、ラヘラの前に突然バイクに乗って現れる青年・二コを演じている。ニコは長い間、病気を抱えている青年で、のちにラヘラが勤める病院の病室で再会し、同世代のラヘラと徐々に親交を深めていくという、物語の重要なキャラクターだ。自分の病気と葛藤しながらも、その中で生きる目標として出会えたラヘラを思い、前向きに生きる少年を好演した。

一方で、共演したペイトンとはプライベートでの交際が囁かれるほどで、仲むつまじいオフショットがマイロのInstagramでは多くアップされている。そんな息のあった二人のティーンエイジャーらしい甘い演技にも注目したいドラマシリーズだ。

■ファン待望のマイロ&ペイトン、仲良しタッグが再び登場

最新作「プロムの約束」で再び共演を果たしたマイロとペイトン。マイロはペイトン演じるハーバード大学進学を人生の目標に掲げる高校生・マンディの親友・ベンとして、ちゃめっ気たっぷりの高校生を演じている。

物語は高校生活最後の一大イベント“プロム”を控え、どうしてもプロムに参加してみたいベンとは反対に、入試に挑んだハーバード大学の補欠合格を悔やむマンディは、どうにかして推薦状を手に入れるため、二人は自分たちとはかけ離れている学校一の人気者・グレアム(ブレイク・ドレイパー)に近づくことに。マンディがグレアムの家庭教師を担うことになったことがきっかけに、いつも一緒に過ごしていた二人の日常も少しずつ変化していく。

マイロが演じる、内気なベンはひょんなことから、意中の同級生・ラトーヤ(モニーク・グリーン)と一緒に過ごせることになり、自分の殻を破ろうと頑張る姿はどれもとても応援したくなるシーンだ。また、どんな時でも大切な親友を思い、マンディが落ち込む時は笑顔で励ます優しさにもどこかグッときてしまう、そんな一面も見せてくれる。

二人の息の合った演技はもちろん、どこか懐かしくなるような青春の1ページを味わえる作品だ。

◆文=suzuki

(写真左)イケメン俳優マイロ・マンハイム/(C)2023 Disney