「YU-GOのキャラクターモデリングLABO」第8回目はバンダイスピリッツ「HG 1/144 ガンダムキャリバーン」です!! 最終話放送終了後まで、「商品B」という商品名でリリース予定に入っていた「あの」キットです。

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【YU-GOのキャラクターモデリングLABO】第8回 HG 1/144 ガンダムキャリバーンをつくってみよう!!

 

先日、大団円の最終回を迎えた『機動戦士ガンダム 水星の魔女

シリーズ最大のクライマックスで大活躍した「化物」と呼ばれるガンダムのキット化を初登場時から誰もが心待ちにしていたと思いますが、まさにベストのタイミングでの発売に「水星の魔女」ファンの皆様にとっては最終回終了直後の最高のサプライズになったのではないでしょうか?

 

それでは、先ずはボックスアートから見ていきましょう。

 

キャリバーン戦闘シーンを見事に再現した箱絵になっています。

 

それでは、箱を開けていきましょう!!

シャープなパーツもありますね

 

胸部シェルユニットアンテナがインモールド成形の虹色で再現されており、劇中イメージ通りのパーツとなっています。

この時点でかなりテンションが上がります!!

  

とにかく一刻も早くカタチにしたかったので、サクッと組んでみました!!

 

劇中のイメージや設定画の特徴をよくとらえた、素晴らしいキットになっています。組んでいる最中も、劇中の台詞やBGMを思い出しながら作業できるくらいにスムーズに組み立てられます。

 

魔女のホウキを彷彿とさせるメインウェポンバリアブルロッドライフル」も、もちろん用意されています。ギミックをチェックしてみましょう!

 

この個所も劇中同様に伸縮が可能です。

 

グリップ部も可動するので、安定したポージングが可能です。

 

バリアブルロッドライフルを装着させてみました。

  

ガンダムキャリバーンは、足首を変形させてハイマニューバモードにすることが可能。

 

4基の推進ユニット「クアドラ・スラスター」も展開します。

「通してください!」

 

TV画面をバックに、このようなお遊びも楽しめます。

お手軽加工&塗装でさらにクオリティアップ!

 

それでは、いつも通り少し手を加えていきましょう!!

 

パーツはWAVEの「ヤスリスティック」やゴッドハンドの「神ヤス」などの各種ヤスリを用いて、ゲート跡の処理や面出しをていねいにやっていきます。

合わせ目が目立つパーツは接着して合わせ目を消すと、見映えがよくなります。

 

アゴの赤いパーツが短いと感じたので、ランナータグを使って延長してみました。

ランナータグの厚みがちょうど良い長さになるので、そのまま接着して整形しています。

 

最終回ではキャリバーンや本編映像(エンドロールのスタッフクレジットの色まで)の全体的なイメージがパーメットの「虹色」だったので、今回は白いパーツをSHOW UPの「究極レインボー」で塗装してみました。

非常に輝度が高く、粒子の細かいホログラム顔料が使用されているので、吹き付けるだけで不思議な虹色の質感になります。これはオススメです!!

 

吹き付けにはaurochs(オーロックス)の充電式エアブラシハンディーコンプレッサー&エアブラシセットver.2.5」を使用してみました。

充電するだけで安定したエア供給と繊細な塗装が可能となるスグレモノなので、初心者の方も安心してエアブラシ塗装にチャレンジできると思います。

  

アンテナシャープに仕上げてみました。

 

まずは安全基準フラッグを切れる味のいいニッパーでカットします。(今回はゴッドハンドの「アルティメットニッパー」を使用)

その後、ヤスリがけをして整形していくのですが、今回はWAVEの新製品「バローベヤスリ クイックブラック(平)/クリスタルコート(平)」を使用してみました。

クイックブラック(平)」は刃先に特殊な加工が施されており、従来の(平)よりも“切れる”ヤスリに進化しています。

この切削性を使って目と指の感覚を頼りに、ていねいに尖らせていきます。

 

「クリスタルコート(平)」は特殊コーティングにより、削りカスやプラ粉末による目詰まりがなく、スムーズに作業をすることができるので、工作シチュエーションによって使い分けるとよいでしょう。

 

眼はキット付属のメタリックシールを貼った後に、ダイソーの「速乾UVレジン液」を乗せると、お手軽にレンズっぽくつぶらな瞳に仕上がります。

 

劇中でのキャリバーンは平手の印象が強かったので、「HG 1/144 ミラソウル社製フライトユニット装備」付属の平手を流用しています。

 

完成写真です。

 

 

 

究極レインボーの粒子感がいい効果を出してくれています。

 

「止めてみせます!」のポーズも再現可能。

 

パーメットが粒子レベルまで分解されていくラストシーンを再現。

 

初登場時から心を動かされて、思わず作りたくなるガンダムは久々だったので、今回は劇中の名シーンや楽曲を思い出しながら楽しく作ることができました。

これで「水星の魔女」ロスが少しでも解消されますように……。

 

それでは、次回の作例でまたお会いしましょう!!

BGM: "Liberation from the Curse"大間々 昂

     "The Witch From Mercury"大間々 昂

   "宝石の日々"アイナ・ジ・エンド

   "祝福"YOASOBI

    

(文・作例/YU-GO)

 

【商品情報】

■HG 1/144 ガンダムキャリバーン

・発売中

バンダイスピリッツ

・メーカー希望小売価格:2,200円(税込)


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【新作ガンプラレビュー】「HG 1/144 ガンダムキャリバーン」に「究極レインボー」でホログラム塗装! アニメ終盤のイメージを再現してみた