栄養価が高い上に、さまざまな調理方法があり、ほかの食材との相性もいいことから、多くの家庭で重宝されている卵。
しかし、記録的な円安や、2022年10月から日本国内で流行した高病原性鳥インフルエンザの影響もあり、全国的に卵の高騰が続いています。
地域やサイズによって多少の差はありますが、2023年8月現在、卵1パックの価格は300円ほど。長い間、200円ほどで安定していたことを考えると、家庭的には大打撃といえるでしょう。
ライオンが教える『卵の上手な保存方法』
値上げによって、今や卵が手頃な食材とはいいがたい存在になった昨今。
生活用品メーカーのライオン株式会社が運営する『ライオン Lidea - リディア』のInstagramアカウントは、各家庭をサポートすべく、卵の上手な保存方法を紹介しました。
同社は、卵を保存する上で知ってほしい3つのポイントについて、このように説明しています。
1.卵はパックのまま、冷蔵庫の奥で保管する。
2.保管する時、丸まったほうを上、とがったほうを下に!
3.冷凍保存する時は、しっかりと加熱してから!
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
実はあまり知られていない『卵の消費期限』
また、同社は卵の賞味期限が切れてしまった場合の対応についても紹介。
『賞味期限』はおいしく食べられる期限であり、『消費期限』は安全に食べられる期限を指します。
実は、卵の賞味期限が表すのは、生のままおいしく食べられる期間。しっかりと冷蔵庫で保存されていた卵であれば、賞味期限を少し過ぎてしまっても、加熱すれば食べることが可能なのだそうです。
この情報は、卵の生産会社もウェブサイトなどで呼びかけています。できるだけ早めに食べたほうがいいものの、うっかりしてしまった時のために知っておきたいですね。
たとえ価格が高騰していなくても、食べ物はできるだけ大切に扱い、おいしくいただきたいもの。これを機に、卵の保管について見直してみるのもいいかもしれませんよ!
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- lidea_lion
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