北海道の川上郡にある 弟子屈(てしかが) 町の地方創生を目指す一般社団法人「てしかがスタイル」が、9月10日(日)に「てしかがスタイル会議 Vol.3」をオンラインで開催します。今回のテーマは、「生物多様性と持続可能性」。生物多様性と持続可能性をどのように両立させていくのか、弟子屈の大自然を感じながら、豊富な自然と共存しながら産業と暮らしの質を高め、生物や地域の多様性、創造性を活用して持続可能な町づくりや地域社会の実現に向け、さまざまな視点をもった方々の講演やセッションで紐解いていきます。どなたでも無料で参加していただけ、活発に意見交換が出来る会議です。

てしかがスタイル会議vol.3 - 生物多様性と持続可能性 -

【開催概要】

■日時:2023年9月10日(日)9:30~15:00
■開催方法:オンライン 
■参加費用:無料 ※寄付チケットのご用意もあります(今後の活動のために支援いただける方は、こちらをご購入いただけますと幸いです。)
■参考方法:以下よりお申込みください。

https://peatix.com/event/3646668/view

【てしかがスタイル会議とは】
「てしかがスタイル会議」は、弟子屈のかけがえのない自然・文化を生かし、ニューノーマル時代に通用する新しい永続的な地方創生モデルを構築すべく、さまざまな事業領域に挑戦し続ける「てしかがスタイル」のプロジェクト活動の一環として開催しています。

てしかがスタイル会議 代表発起人 加藤侑子
京都市生まれ。 幼少期に自ら体験した経済的困難などから「こどもたちが貧困によって涙することのない世界」 を目指し、ミャンマーマイクロファイナンス機関「MJI Enterprise Co., Ltd.」を運営。 金融を通じて、貧困削減・ジェンダー平等・教育機会の提供に取り組む。2018年には、ワラム株式会社を設立し、社会的投資を促進する活動を開始。 同年、Living in Peace代表理事・龔とメンバーが来緬したことをきっかけに、「LIPミャンマー貧困削減ファンド」の立上げを決め、ミュージックセキュリティーズ株式会社、Living in Peace、MJI /ワラムの3社で業務提携に至る。 同ファンドには日本の個人投資家が合計700人、6千万円以上が参加。 誰もが参加できる「社会的投資のエコシステム」「やさしいおかね」のある未来を目指す。
https://www.living-in-peace.org/people/partners-katoy/

【当日のスケジュール】

当日はオープニング・クロージングセッションを含めたプログラムを予定しております。

・9:30ー9:45  【オープニングセッション
4回目を迎えた「てしかがスタイル会議」。「てしかがスタイル会議」の目的や目指す世界についてお話します。

9:55ー10:35 【セッション 1.】
 地域にあるものこそが宝。ピンチが生んだ葉っぱビジネス 
 株式会社いろどり 取締役 粟飯原 啓吾(あいはら けいご)氏 
人口1600人の徳島県上勝町で新たな事業を立ち上げ、地元の高齢者を巻き込んだ取組みとともに、人口減少で働き手が減る一方で、未来に向けて関係人口を増やすチャレンジについて、お話いただきます。年々、少子高齢化や過疎化が国内で問題になる中、自然とともに生き、地域の生活者と都市をつなぐビジネスの挑戦については必見です。

粟飯原 啓吾(あいはら けいご)氏
大阪出身、2011年上勝町に移住、(株)いろどりに入社。 入社後は主に町の移住促進事業に従事、2018年からは彩事業を支えるICTシステム「彩システム」の管理責任者も務める。 2020年からは労働者派遣の仕組みを活用した「いろどりヘルパー」制度を立ち上げ葉っぱビジネスの後継者育成に注力している。 趣味は阿波踊りマラソンたこ焼き屋、ボーカル 1級山彦認定士、ほら吹き検定名人。

・11:00ー12:20【トークセッション
 隠れフードロスをなくせ!Well-Foodサービスへの挑戦
 株式会社トリプルバリュー  Chief Exciting Officer 山本 龍太(やまもと りゅうた)氏
 うんてん洋菓子店  代表 兼 パティシエ 運天 智絵(うんてん ともえ)氏
農家が丹精込めて作った野菜・果実(約200万t)が、さまざな理由により市場に出回らない現状(=フードロス)があります。このフードロスを減らし、ビジネスにどうつなげていくか。企業のCSRではなく、CSVとしての可能性について議論をします。

山本 龍太(やまもと りゅうた)氏
2018年にグロービスにてMBA(経営学修士)を取得。 2020年エンゲージメントカード事業を、2023年フードロス事業Re.BooooN!をスタート。

運天 智絵(うんてん ともえ)氏 
沖縄県生まれ。18年洋菓子屋でパティシエの経験を積み、2021年12月よりうんてん洋菓子店をオープンさせ、代表兼パティシエを務める。実家が農家で、大切に育てた作物が捨てられていくのを目の当たりにしてきた実体験から、「規格外のフルーツも、そうでないものも、農家さんが同じように大切に育てたもの」という想いのもと、生産者さんにとっても「うれしい」がめぐる、人にも地球にもやさしいをお菓子をつくっている。

・13:30ー14:10 【セッション 2.】

 300年続く森へ。アイヌ文化継承の 森づくり
 株式会社平取町アイヌ文化振興公社 「21世紀・アイヌ文化伝承の森」プロジェクト
 主任 木村 美咲(きむら みさき)氏 

北海道平取町では、アイヌが大切にしてきたイオル型多層林を生かし、300年続く森づくりを行っています。その取り組みをお話いただき、生物多様性を守る森づくりとは何か、我々が得られる示唆は何かについて、自然と人との共生について考えていきます。

木村 美咲(きむら みさき)氏 
北海道平取町二風谷生まれ。子どもの頃から二風谷にて アイヌ文化に触れながら育つ。 東京で就職した後、二風谷に戻り現職に就く。 「21世紀・アイヌ文化伝承の森」プロジェクトでは、かつてのアイヌが利用してきたイオルの再生を目指し 森づくりに取り組んでいる。


・14:20ー15:00 【クロージングセッション】 

※ご興味があるセッションや当日のご予定に合わせて視聴いただけます。
※各セッション後には、質疑応答の時間も設けています。



「てしかがスタイル会議」については、以下もぜひご覧ください。
<リリース>

■てしかがスタイル会議 6月30日大盛況にて開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000104178.html
■てしかがスタイル会議Vol.2の動画を公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000104178.html

<note>
■てしかがスタイル会議の目指す姿は地方創生につながる「北海道版のダボス会議&MICEプロジェクト」

https://note.com/teshikagastyle/n/ndacee295ee6f

■てしかがスタイル会議Vol.0が始動

https://note.com/teshikagastyle/n/n85193f0bf2f3

■てしかがスタイル会議Vol.1を開催しました。

https://note.com/teshikagastyle/n/nfee017222053

■<アーカイブ動画公開!>【てしかがスタイル会議Vol.2】開催報告

https://note.com/teshikagastyle/n/n90166563c09f


【てしかがスタイルとは】
北海道弟子屈町で誕生した、かけがえのない文化・自然を生かした永続的な事業モデル・地方創生モデルの構築を考え、持続可能な町づくりの実現を目指すために全国からメンバーが集まったプロジェクトです。今年の3月に一般社団法人になりました。

一般社団法人 てしかがスタイル代表 加藤敏明
てしかがスタイルの運営を行う。 地方創生をデザインする一級建築士として北海道への移住促進と地域創生を目指すフロンティアライフ事業を立ち上げる。 得意領域は北海道グルメのブランド開発。趣味は海外旅行、グルメツアー。美術館巡りと芸術鑑賞。 1998年「北国からの贈り物」を創業。 2018年「加藤水産」代表取締役に就任。


【各種SNSアカウント】

note: https://note.com/teshikagastyle
Instagram:https://www.instagram.com/teshikaga_style/
Twitter: https://twitter.com/Teshikaga_style
LINE:https://lin.ee/72t8VLe

<弟子屈(てしかが)町とその魅力>

弟子屈町は、北海道の東(道東)の中心に位置します。国立公園を多く有する、素晴らしい自然環境を持つ地域です。 たんちょう釧路空港、女満別空港中標津空港、各空港より車で1時間のため、北海道民のみならず本州からも観光客が多く訪れます。
2つの湖を抱くこの町は、山々が連なる北西部には日本最大のカルデラ湖の屈斜路湖(くっしゃろこ)、東部の高原地帯には世界で2番目に透明度が高い摩周湖(ましゅうこ)を抱き、町のほぼ中央には釧路川が縦貫する水と緑の豊かな町です。希少な自然のなかで育まれた独自の土地と、弟子屈を愛する人々に守られてきた文化を持つ弟子屈町を、ぜひ多くの方に知っていただければと思います。

配信元企業:てしかがスタイル

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ