株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、2023年7月、スマホゲームを月1回以上プレイしている全国15~69歳の男女1,091名を対象に「ゲームに関する調査(2023年)スマホゲームプレイヒストリー編」を行いました。1994年携帯電話ゲームが登場し、2008年にiPhone3Gが日本に上陸、2009年にはAndroid搭載スマートフォンがドコモから発売されたことにより、スマホゲームが普及していきました。今回は、2005年から現在までのスマホゲームのゲームタイトル、目的、重視点などを聴取したデータより、ゲームジャンルの変遷に注目し分析をしました。

■調査結果

【2005年~現在までのプレイ率】

2005年から現在に至るまで、プレイした経験のあるジャンルを積み上げて集計(レコードベース)した結果、「パズルゲーム」が46%と突出して高い。次いで「位置情報ゲーム」13%、「シミュレーションRPG」9%、「音楽ゲーム」9%と続く。<図1>

【年代別プレイ率の変化】

プレイ率TOP5のジャンルについて、年代別のプレイ率の変化を確認した。スマートフォンの普及が拡大していた2015年から「パズルゲーム」のプレイ率は上昇している。若年層から高年層まで全世代でのプレイ率が高めであり、特に50~60代の2020年~2022年6月のプレイ率は4割を超える。<図2>

ポケモンGOドラクエウォークに代表される「位置情報ゲーム」のプレイ率は現在の40代が高く、当時30代だったころにプレイ率が上がっている。全世代の2015年~現在までプレイ率は、大きく下がることなく継続的に推移している。<図3>

シミュレーションRPG」は、ウマ娘プリティダービーが発売された2020年代に入ってからのプレイ率が高い。<図4>

プロジェクトセカイなどの「音楽ゲーム」は最近の10代~20代のプレイ率は高いが、30代以上の年代では10%に満たない。<図5>

プロ野球スピリッツAなどの「スポーツゲーム」は、「音楽ゲーム」と同様に、10代~20代で遊ばれているものの、30代以上のプレイ率はわずかであった。<図6>

【プレイ経験のあるゲームタイトル】

44のゲームタイトルを提示し、過去にプレイしたゲームを聴取した。「LINEディズニーツムツム」30%、「ポケモンGO」26%、「パズル&ドラゴンズ」21%が上位、次いでアクションRPGの「モンスターストライク」12%、ストラテジーゲームの「にゃんこ大戦争」11%と多岐にわたるジャンルのタイトルがあがった。<図7>

■レポート項目一覧

□ 調査結果サマリー

□ 時代背景とスマホ機種・ゲームアプリ(2000年~)

□ 本調査で掲示したゲームタイトル一覧と、全体におけるプレイ経験率

▼ 2005年代以降の全体トレンドとその推移

□ 現在のスマホゲームプレイ者のプレイ史

□ ゲームプレイ者の年代別ジャンル/目的/選定時重視点

□ 2005年代~現在までのプレイジャンル別目的/積み上げ

□ 2005年代~現在までのプレイジャンル別重視点/積み上げ

▼年代別のジャンルトレンド推移

□ パズルゲーム

□ 位置情報ゲーム

シミュレーションRPG

音楽ゲーム

□ スポーツゲーム

□ アクションRPG

□ コマンドRPG

□ アドベンチャーゲーム

□ FPS・バトルロイヤル

ストラテジーゲーム

□ デジタルカードゲーム

□ 非対称対戦ゲーム

▼年代によるプレイ目的の変化

ひまつぶし・時間つぶしになるから

□ 手軽にプレイできるから

□ ストレス発散になるから

□ ゲームをすること自体が好きだから

基本無料で様々な種類のゲームを楽しめるから

□ 好きなゲームタイトルやシリーズがあるから

□ ゲームをプレイすると達成感があるから

□ 友人・知人・家族と一緒に楽しめるから

□ 現実とは違う世界に浸りたいから

定期的なアップデート、イベントで新しい体験を得られるから

▼年代によるゲーム選定時重視点の変化

□ お金がかからない・安い

□ 好きなジャンルのゲームである

□ 長く遊べる

□ 操作やルールがわかりやすい

□ キャラクターの可愛さ・カッコよさ

▼回答者プロフィール(性別/年齢/居住地/婚姻状況/子供の有無/職業)

◆レポートのダウンロードはこちらから

https://www.cross-m.co.jp/report/it/20230817game/

■調査概要

調査手法 :インターネットリサーチ

調査地域 :全国47都道府県        

調査対象 :スマホゲームを月1回以上プレイしている15~69歳の男女

調査期間 :2023年:7月7日(金)~10日(月)

有効回答数:2023年:本調査1,091サンプル

※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります

■会社概要

会社名 :株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/

所在地 :東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F

設  立 :2003年4月1日

代表者 :代表取締役社長兼CEO 五十嵐

事業内容:マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

株式会社クロス・マーケティング

広報担当 : マーケティング部 TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275

E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp

≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫

本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。

<例> 「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」

配信元企業:株式会社クロス・マーケティング

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ