中村倫也が主演するドラマ「ハヤブサ消防団」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第5話が8月17日に放送。太郎(中村)が彩(川口春奈)の過去に翻弄されながらも、彩を信じようとする一方で、ラストの彩の妖しい表情がSNSで話題となり、X(旧Twitter)でトレンド入りした。(以下、ネタバレを含みます)
【動画】中村倫也“太郎”と川口春奈“彩”が楽しそうに野菜を収穫
■ハヤブサ地区でミステリ作家・中村倫也“三馬太郎”が巨大な陰謀に巻き込まれる
同ドラマは、著書が幾度も映像化されている池井戸潤氏の同名小説が原作。スランプ気味のミステリ作家・三馬太郎が、亡き父の故郷である山間の小さな集落“ハヤブサ地区”に移住し地元の消防団に加入。連続放火や住民の不審死など怪事件に次々と遭遇し、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に巻き込まれる戦慄の田園ミステリー。
中村が主人公の三馬太郎を演じ、ハヤブサ消防団員で工務店勤務の藤本勘介役を満島真之介、消防団の班長で呉服店“一徳堂”の二代目店主・徳田省吾役を岡部たかし、消防団の副分団長で役場の土木課に勤務する森野洋輔役を梶原善、消防団の分団長で養鶏場を経営する宮原郁夫役を橋本じゅん、消防団の部長で林業を営んでいる山原賢作役で生瀬勝久が出演。
さらに、川口が映像ディレクターで物語の鍵を握る・立木彩を、出版社“草英社”の編集者で太郎の担当・中山田洋役を山本耕史、太陽光発電企業“ルミナスソーラー”営業スタッフ・真鍋明光役を古川雄大が演じる。
彩と一夜を共にしウキウキだったのも一変、編集担当の中山田から彩が新興宗教の元信者かもしれないと知らされた太郎は、まともに彩と接することができなくなってしまった。そんな中、彩が監督を務め町おこしドラマ撮影が始まる。ハヤブサ消防団も全面協力しドラマ撮影は順調に進む中、太陽光発電の営業スタッフ・真鍋は冷たい眼差しでその様子を見ていた。
中山田が太郎を心配し再びハヤブサにやって来た。彩が入信していた新興宗教のひどい話をたくさん聞いたといい、彩に怪しい言動がないかを太郎に尋ねる。さらに部屋に飾っていた太郎の父が撮影した写真を見渡し、山原のぶこさんではないかという女性(小林涼子)の話題に。やはりこの女性が何かの謎を解き明かすピースのひとつなのか。
太郎は、“居酒屋さんかく”で勘介らハヤブサ消防団の面々に、彩の名前を隠し、自分の東京の友達が数年前ニュースで話題となった新興宗教の信者だとわかり、どう接したらいいかわからないと相談。分団長の郁夫が「ここに連れて来い」と威勢のいいことをいう中、消防団部長の賢作は「本人と話さんと始まらん」と太郎を諭す。
■川口春奈“彩”、中村倫也“太郎”にハグされながらも妖しくほほ笑む
彩が太郎の家に訪れた。太郎は「私たちってどういう関係ですか」という宿題の答え合わせをする前に、聞いておきたいことがあると切り出す。以前ドラマの現場にいたという話は、東京アーツムービーという会社にいた時のことかを尋ね、退職した後のことも聞いたと話すと、彩は戸惑いの表情を見せつつも静かに話し始めた。
彩は自身が執筆した脚本が、会社の社長の名前で世に出たことを告白。ドラマが好評だったこともあり、社長の元でゴーストライターを続けるように言われ、自分が壊れていくのを感じたという。そして高校の友達に相談したところ、紹介されたのがその新興宗教の弁護士だった。最初は宗教ということで躊躇していたが、次第に教団が心の拠り所となり、信者となって広報という肩書きで活動していたという。
事件が起きた時も教団にいたが、その事件をきっかけに教団を離れたこと、ハヤブサにたどり着き今はその教団とはなんの接点もないことを告白。そして「もう連絡しないようにします」と立ち去ろうとする彩を、太郎は「明日の晩御飯、僕が作りますから、一緒に食べませんか」と引き留めた。さらに彩を優しく抱きしめるが、彩は太郎の部屋に飾られている、山原のぶこさんと思われている女性の写真を見つけ、ニヤリと妖しくほほ笑んだ。
■川口春奈“彩”の妖しいほほ笑みに、中村倫也“太郎”を心配する声も
太郎が彩の過去に翻弄されながらも、彩を信じようとする一方で、ラストに彩が見せた妖しい表情に身の毛がよだつ。「彩ちゃんが写真を見つけた時コワイ」「太郎さんに抱きしめられながら写真見てニャッって笑う彩ちゃん、怖っ!!」「ドラマ見て初めてブルっと鳥肌が立ちました」「ラスト…太郎くんが心配になるー」などとSNSが盛り上がり、トレンド入りを果たした。
第6話予告映像では、太郎と彩が楽しそうに家庭菜園の野菜を収穫するシーン、太陽光発電の営業スタッフ・真鍋が「首を突っ込みすぎるのは、三馬さんにとってよくないと思うけどな」と冷たく言い放つシーンが続く。太郎をはじめ、消防団員の面々が連続放火事件の次の標的を探っていき、連続放火事件の犯人が誰か解き明かされるという第6話は8月24日(木)放送予定。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
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