現地時間5月2日からストライキをしている全米脚本家組合(WGA)が、先週金曜日から全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)と話し合いを始めている。

ようやくまた交渉のテーブルについただけでも進歩ながら、両者の間にはまだ大きな開きがある。しかし、複数の項目のうちにはお互い妥協できそうなものもあり、そこを先に解決して弾みをつけたい様子だ。両者は現地時間明日金曜日にもまた話し合いを持つ。

7月14日からストライキをしている全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)とAMPTPの話し合いはまだ止まったままだ。しかし、WGAとSAGが求めていることには共通する部分もあり、WGAが解決を見出せれば、SAGにも多少希望が見えてきそうだ。

文=猿渡由紀