本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)二回戦第一局信越・北陸大会はいよいよシード棋士の登場。4年連続4回目出場の永瀬拓矢王座と一回戦で羽生善治九段を破った山崎隆之八段の戦い。会場は新潟県新潟市新潟市産業振興センター。公開対局として、事前抽選で当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」の参加者等の目の前で対局が繰り広げられる。またその模様は15時10分からABEMAでも生中継される。
二回戦第一局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/DQ4etXqyQ3k5FD

■対局のみどころ

両者の対戦成績は、11戦して永瀬王座の8勝3敗。戦型は、角換わりが6局、相掛かりが3局、横歩取りが1局、山崎八段の陽動振飛車が1局。11局中先後があらかじめ決まっている順位戦の3局を除くと、永瀬王座の先手7局に対し、山崎八段の先手はわずかに1局。偶然だろうが、振り駒の結果はかなり偏っている。6局指されている角換わりはすべて永瀬王座が先手でのもの。山崎八段が先手になった2局については相掛かりとなっている。どちらが先手を持つかで予想も変わるわけだが、逆に言えば永瀬王座が先手なら角換わり、山崎八段が先手なら相掛かりになる公算が高いと思われる。持ち時間の短い早指し棋戦での対戦は過去1回もない。一回戦での逆転勝利に「次は堂々とファンの前に立ちたい」と言った山崎八段。一方、永瀬王座は「JT杯」初優勝を目指し今年の初戦となる。山崎八段の独創的な構想に対して、永瀬王座がどう対応するのか。 「JT杯」の舞台では初対決のこの一番に注目だ。

■注目の対局を盛り上げるのはこの3人

大盤解説は、「JT杯」5回の出場経験がある鈴木大介九段。豪快な振り飛車を得意とし、順位戦A級在籍4期やタイトル挑戦2回の実績がある。2017年から3期6年、日本将棋連盟常務理事を務めた。今年5月に日本プロ麻雀連盟に入会し、将棋界初のプロ雀士となった。勝負の見極め、勝負勘というところでの本質を突いた二刀流の解説に期待だ。

(写真)左から 解説/鈴木大介 九段 聞き手/竹部さゆり 女流四段 読み上げ/山根ことみ 女流二段

■「JTプロ公式戦」トーナメント

※タイトル・段位は2023年8月18日現在のものです。

■ABEMAでの生中継スケジュール

※放送開始時間は変更になる可能性があります。

■大会協賛趣旨(JTグループ)

こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。

ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。

JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。

■大会名義

主  催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)

後  援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等

協  賛/ JT、テーブルマーク 

■大会情報

大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html

「JT杯」公式Twitter https://twitter.com/jt_shogi

お問合せ

「将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290 E-mail/info@jt-shogi.jp

〒104-6038東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟(株)I&S BBDO内

※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。

配信元企業:公益社団法人日本将棋連盟

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