イタリア代表の新監督にルチアーノ・スパレッティ氏(64)が決まった。イタリアサッカー連盟(FIGC)が18日に発表している。

イタリア代表ではユーロ2020で優勝に導いたロベルト・マンチーニ前監督が13日に辞任。連盟会長との衝突や、サウジアラビア代表監督就任の報道が取り沙汰されるが、電撃退任となった。

後任となるスパレッティ監督はこれまでローマインテルといった国内クラブのほか、ゼニトの監督も歴任。2021年夏からナポリを率いると、昨季は33年ぶりのスクデット獲得に導いた。

そんなスパレッティ監督はナポリを去った際に「1年間は休養するつもり」と話したが、9月1日からイタリアの指揮を執る運びに。ガブリエレ・グラヴィナ会長は歓迎した。

「スパレッティを歓迎する。代表チームが偉大な監督を求めるなか、彼がアッズーリの技術指導を引き受けてくれたのを非常に嬉しく思う。彼の熱意と専門知識はこれからの数カ月間でイタリアを待ち受ける挑戦の基盤となる」