J.モレイラ騎手とダノンベルーガのコンビで、前走ドバイターフは2着ですから期待せざるを得ません。他のスター馬に隠れていますが、GI5戦を含む全7戦で掲示板(5着まで)から漏れた事はなく、堅実に走ってくる馬です。なかなか勝ち切れませんが少し運がなかっただけで、足を溜めるではありませんが運も溜まっている頃だと思います。とは言え、新星のプログノーシスも出てきましたから、勢い余ってそのまま突き抜ける事も想定した方が良いと思います。

　展開は大阪杯をハナを切って勝ったジャックドールのペースで決まりそうですが、昨年のこのレースで勝った時はハナを切らずに前に馬を置いてスローペースの展開になり、3番手で走ったまま最後に先頭を差し切って勝ちました。今回も昨年と同じ作戦で来ると思いますが、大外に入ったユニコーンライオンやアフリカンゴールドがハナを切ってくれるかが鍵になりそうです。アフリカンゴールドはスローペースに持ち込もうとするので、うまく前に来てくれればジャックドールには好都合なのですが、ユニコーンライオンは大逃げを打ってくるかもしれません。そうなるとハイペースに巻き込まれてしまうので、ピンチとなります。

　また、ここ3年は牝馬が馬券に絡みやすくウインマリリン、ウインマイティーは勿論ですが、イズジョーノキセキも有馬記念4着の実績がありますから、天気予報では曇りですが気温が上がると馬には厳しいレースになりますから、有馬記念のように強い馬同士が潰し合ってしまうと、思わぬ穴馬が馬券に絡んできます。馬券は昨年と同じ展開も想定しますが、末脚が決まった時の馬券も添えてみます。ちなみに、トップナイフがここ2戦で前に行けなかったのはスタートの失敗ですから、今回は前に位置するかもしれません。穴はソーヴァリアントで斤量は54kgでしたけれど、札幌2戦して勝っています。

ワイドBOX　5、2、10
ワイドBOX　13、6、14
ワイドBOX　4、12、8
ワイドBOX　6、12、1

藤川京子