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レストランのチラシに電話番号を記載されたせいで、「客からひっきりなしに電話がかかるようになった」という男性。その経験に『The Mirror』など海外メディアが注目し、まとめて紹介している。

■チラシに電話番号が誤掲載

イギリスで生後5週の赤ちゃんを育てているゲイリージョーンズさんが、まったく知らない人たちからかかってくる電話に困惑していた。

その電話で「テイクアウトメニューを注文したい」と言われ続けたジョーンズさんは、あるベトナム料理店のメニューが載ったチラシに、自分の電話番号が誤って記載されていることを知った。

かなり多くのチラシが出回っているのか、電話は鳴り止まない。そのたびに赤ちゃんが目を覚ますため、困り果てたという。


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■レビューのコメント欄を利用

そんななか、エマ・ワトキンスさんが同レストランの料理レビューをネットで公開。「電話に問題があったためネットで注文した」と明かし、料理は美味しくサービスも問題なかったと書き込んだ。

それを見たジョーンズさんはコメント欄を利用することを思いつき、「チラシが配られたようですが、間違えて僕の自宅の番号が記載されているようです」「お願いです、電話をかけないで」「生後5週の赤ちゃんがいるのに、電話が鳴り止まないんです」と書き込んだ。

また「今晩お店に行く人は、どうか店員さんにこのことを伝えてください」とも付け加えた。


■コメントを見て真摯に謝罪

エマさんはジョーンズさんのコメントに驚き、エマさん自身も何も知らず4回も電話をかけてしまったと説明し謝罪。

「お店に料理を取りに行き話をしておきました」「うちにも間もなく4歳になる子がいます」「子供が新生児の頃は、隣人のせいで目を覚ます度に腹が立ったものです」と返事を書いた。

ジョーンズさんはこれに対し、「心配しないでください、よくあることです」「お店をオープンしたばかりなのに電話が鳴らず、お店の方もがっかりされたでしょう、お気の毒に」と返している。


■表記ミスを認めた店

その後に一部メディアの取材に応じたベトナム料理店の代表者は、「ウェブサイトに記載してある連絡先にミスはなかったのですが、メニュー表に店のものではない電話番号を印刷してしまいました」と説明した。

そしてこのミスについて知らせてくれた人たちに感謝すると同時に、ジョーンズさん一家に迷惑をかけたことを謝罪している。大変なストレスに耐えたジョーンズさんとその家族に直接連絡して謝ったのかは、明かさていない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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