ボルシアMGは19日、ブンデスリーガ開幕節でアウグスブルクとのアウェイ戦に臨み、4-4で引き分けた。ボルシアMGのDF板倉滉は75分までプレー、アウグスブルクのMF奥川雅也は負傷欠場となっている。

昨季10位と振るわなかったボルシアMGは板倉が[4-2-3-1]の右センターバックでスタメンとなった。

昨季15位のアウグスブルクに対し、ボルシアMGは13分に先制する。決めたのは板倉。右CKからヘディングシュートを叩き込んだ。

さらに27分、新戦力のストライカー、クヴァンカラにゴールが生まれる。高い位置でボールを奪った流れからヴァイグルのラストパスを受けたボックス右のクヴァンカラがシュートを決めきった。

29分にレジュベツァイにミドルシュートを決められて1点を返されたボルシアMGは、37分に3点目。GKオムリンのパントキックを受けたエングムがDFをぶち抜いてGKとの一対一を制した。

しかし41分、CKの流れからバウアーにゴールを許すと、追加タイムにはPKを献上。これをミヒェエルに決められ、3-3で前半を終えた。

迎えた後半、一進一退の攻防が続いた中、75分に板倉がピッチを後にすると、その1分後バルガスにゴールを許してアウグスブルクに勝ち越されてしまう。

最悪な試合展開で敗色濃厚かと思われたボルシアMGだったが、追加タイム6分にPKを獲得。これをクヴァンカラが決めて4-4の引き分けに持ち込み、勝ち点1を挙げている。