ブンデスリーガ第1節の6試合が19日に行われた。

 2011-12シーズン以来となるリーグ優勝を目指すドルトムントは、ホームでケルンと対戦。ピンチの場面を何度か迎えたものの、GKグレゴール・コベルの好セーブもあって相手の先制点を許さない。攻撃陣もなかなかチャンスを生かせないでいたが、87分にコーナーキックの流れからドニエル・マレンがこじ開けて待望の先制点を獲得する。この1点を守り切ったドルトムントが、白星スタートとなった。

 バイエルンを破ってDFLスーパーカップを掲げたライプツィヒは、敵地でレヴァークーゼンと対戦。35分までにレヴァークーゼンの2点を先行されると、39分にダニ・オルモが1点を返す。しかし64分、フロリアン・ヴィルツに再びリードを広げられてしまう。71分にロイス・オペンダが再び1点差としたものの、反撃は及ばずにライプツィヒは2-3で敗れた。

 アウクスブルクvsボルシアMGは、壮絶な打ち合いとなった。13分に板倉滉が自身のブンデスリーガ1部初得点を記録して、ボルシアMGが先制。27分には新加入のトマーシュ・チュヴァンチャラがリードを広げたものの、29分にアウクスブルクが1点を返す。37分に再びリードを広げたボルシアMGだったが、41分と前半終了間際にも被弾し、試合は3-3で折り返す。76分にアウクスブルクの逆転を許したものの、試合終了間際にチュヴァンチャラがチームを救う2点目を記録し、試合は4-4のドローに終わった。なお、今夏アウクスブルクに加入した奥川雅也は、昨季終盤に負った鎖骨骨折の影響でメンバー外だった。

 リーグ開幕直前にキャプテンの遠藤航リヴァプールに引き抜かれたシュトゥットガルトは、セール・ギラシとサイラス・カトンパ・ムブンパの“ドッペルパック”(1試合2得点)など大量5得点でボーフムを粉砕した。シュトゥットガルト伊藤洋輝とボーフムの浅野拓磨は先発出場して後半途中までプレー。伊藤は先制点をアシストする活躍を披露した。なお、シュトゥットガルト原口元気はベンチ入りしたものの出番は訪れなかった。

 フライブルクは2-1でホッフェンハイムを撃破。フライブルクの堂安律は84分から途中出場した。また、ヴォルフスブルクはヨーナス・ヴィンドの“ドッペルパック”で昇格組のハイデンハイムを破った。

 今節の試合結果は以下の通り。

8月18日(金)
ブレーメン 0-4 バイエルン

8月19日(土)
レヴァークーゼン 3-2 ライプツィヒ
ヴォルフスブルク 2-0 ハイデンハイム
ホッフェンハイム 1-2 フライブルク
アウクスブルク 4-4 ボルシアMG
シュトゥットガルト 5-0 ボーフム
ドルトムント 1-0 ケルン

8月20日(日)
22;30 ウニオン・ベルリン vs マインツ
24:30 フランクフルト vs ダルムシュタット
キックオフ時刻は日本時間

ブンデスリーガ第1節が行われた [写真]=Getty Images