2023年11月に神戸、12月に東京・有楽町にて、『イッセー尾形一人芝居』が上演されることが決定した。
 
映画やテレビで活躍するイッセー尾形は、市井の人々のわずかなしぐさや言葉を瞬間的にとらえ、観る人の想像を膨らませる一人芝居の第一人者として知られている。2022年でフリーになって10年、そして古希も迎えたイッセー尾形が、今年も一人芝居を行う。

『イッセー尾形一人芝居 in 神戸』

イッセー尾形一人芝居 in 神戸』

フリーになって初めての神戸公演では、自己紹介もかねて、ここ10年間につくった人々の中から港町神戸にぴったりな“あの人“や“この人”が登場する、特別なピックアップ版をおくる。

『イッセー尾形一人芝居 妄ソー劇場・すぺしゃる vol.5』

イッセー尾形一人芝居 妄ソー劇場・すぺしゃる vol.5』

そして、有楽町朝日ホールでの『イッセー尾形一人芝居 妄ソー劇場・すぺしゃる』は早くも5回目の開催。昨年は早々に全公演完売となった、年末の風物詩だ。今も昔も愛される巷の“庶民あるある”をイッセー尾形ワールド全開でおくる。演目は当日のお楽しみに。

また、神戸公演・有楽町公演ともに、ロビーではイッセー尾形がこれまでに生み出してきたお面や人形などが勢揃いする「イッセー尾形作品展」と、写真家・浅田政志氏による公演写真の展示を行う。

イッセー尾形 コメント

■神戸朝日ホール公演に向けて
はじめまして神戸、でもないんですけど、フリーになってからは初です。
さあ、まずは自己紹介がてらここ十年に作った中から選りすぐりのピックアップ版をお届けします。
有楽町朝日ホールでの勢いそのままに、客席を沸かせます!
多分そうなると思います(笑)。

有楽町朝日ホール公演に向けて
今年で五年目と聞いて劇場に足を運んでくださる皆さまに感謝しかありません!
私としては一歩一歩足を踏み出す高齢登山者に近いでしょうか。実際に山に登るのは恐ろしいですけど。
頂は霧に隠れてまだまだ見えません。自分の足元がボンヤリと見えるだけ。ハアハアうるさいと思ったら自分でした。
そもそも人間という[山]にてっぺんなんてあるのでしょうか? なくても文句は言いません。延々と登っていたいのですから。
ヨイショッ。

イッセー尾形