滝沢秀明

18日、滝沢秀明氏の新事務所『TOBE(トゥービー)』所属の7人組グループ『IMP.(アイエムピー)』が世界同時配信デビューを果たした。滝沢氏が本格的に動き出し、ネット上でも注目を集めている。

今後、『TOBE』では配信に重点を置くようで…。

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■『TOBE』合流1ヶ月で世界デビュー

『IMP.』は、元ジャニーズJr.でIMPACTorsとして活動していた。5月25日に7人全員でジャニーズ事務所を退所し、7月14日に滝沢氏の『TOBE』へ合流。

IMP

新天地に移って1ヶ月経ち、デジタルシングル『CRUSIN’(クルージン)』で世界同時配信デビューを果たしたのだ。ジャニーズ時代、息の合ったハイレベルなダンスが持ち味だった7人。

ネット上では、彼らの今後の活躍に期待する声が多数あがっている。


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■ジャニーズ時代の滝沢氏の「心残り」

滝沢氏はジャニーズ時代、2020年にSnow ManとSixTONES、22年にTravis Japan(トラビスジャパン、以下トラジャ)のプロデュースを手がけ、デビューさせた。特に、トラジャは『IMP.』同様、配信デビューというジャニーズ史上初の偉業を成し遂げ話題に。

ただ、あるテレビ局関係者は、滝沢氏の中で心残りもあったのではないかと推察する。

「トラジャのデビュー直後、滝沢さんは周囲に『この配信デビューから積み上げていきたい』と話していました。いずれは、海外公演やツアー等をやる構想もあったのでしょう。ですが、その後すぐにジャニーズを辞めたので、彼の中で不完全燃焼だった部分もあったはず。今回の配信デビューは、ゴールではなく、スタートだと思いますよ」(テレビ局関係者)。


■ジャニーズと「差別化」できる?

TOBE

TOBE』には、『IMP.』の他、元V6・三宅健、元King&Prince平野紫耀神宮寺勇太が合流している。「辞めジャニ」が集まったことで、もう一つジャニーズができたような印象を抱く人もいたことだろう。

今回の配信デビューは、古巣の事務所と差別化するポイントになりそうで…。

ジャニーズ事務所は長年、タレントをCDデビューさせ、多くの人気グループを生み出してきました。今後も、CDに重点を置くと思います。その点、滝沢さんは、『TOBE』で配信に力を入れていくようなので、ジャニーズにはない良さを打ち出せるのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)。

ジャニーズと『TOBE』で、お互いに刺激を受けながら成長していけるかもしれない。


■平野紫耀のソロ曲にも期待

「世界進出」第一号となった『IMP.』。今後、彼らに続いて、世界に羽ばたく期待がかかる人がいて…。

「平野さんのソロ曲を配信することも考えられます。彼のダンスレベルを生かしたダンスナンバーを配信できれば、話題になること間違いないでしょう。ジャニーズ時代、平野さんは自ら音頭を取って、キンプリメンバーとアメリカに渡ってヒップホップダンスのレッスンを受けるなど、目線を海外に向けていました。『TOBE』では、本格的に世界進出を狙っていくのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)。

この先、滝沢氏の描く“夢物語”はどんな展開を見せるのか──。


■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に取材。飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。

仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。今期の推しは、『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)と『ばらかもん』(同系)。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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