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東海地方は、きょう21日16時20分現在、岐阜県愛知県を中心に、雨や雷雨となっている所があります。竜巻などの激しい突風が発生する可能性があります。この先も、大気の不安定な状態が続くため、天気の急変に注意してください。

熱帯低気圧が湿った空気を運ぶ

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日本の南海上にある熱帯低気圧が、あす22日から23日(水)頃にかけて、西日本の南海上へ進んでくる見込みです。台風にはならない見込みですが、熱帯低気圧が北上すると共に、熱帯低気圧周辺の非常に暖かく湿った空気が東海地方にも大量に流れ込むでしょう。
この熱帯低気圧や高気圧周辺の湿った空気の影響で、東海地方は24日(木)頃までは、広く不安定な天気が続く見込みです。竜巻などの激しい突風や落雷、局地的な大雨に注意が必要です。また、三重県南部や静岡県の沿岸部などでは雨量が多くなる可能性があります。
夏休みも終盤です。天気予報で、「大気の状態が不安定」、「雷注意報」などの注意喚起があった場合は、特に、屋外のレジャーは天気変化に気をつけながら、無理をしないで安全に楽しみましょう。

上流のゲリラ豪雨(局地的な大雨)を知るには

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)によって、危険な状態になるのは、自分のいる所に雨雲がかかる場合だけではありません。川の上流でゲリラ豪雨が発生すると、雨が降っていない下流でも、災害が発生する恐れがあります。

上流のゲリラ豪雨を知るポイントは3つ。1つめは、川の水かさが急に増えること、2つめは、川の水が濁ること、3つめは、木の枝などが流されてくることです。また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。

2週間天気後半:29日(火)~9月3日(日)

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29日(火)以降は、秋雨前線や湿った空気の影響で、曇りや雨の日が多くなるでしょう。
最低気温・最高気温ともに平年を2℃前後上回る日が多く、名古屋や岐阜など内陸部では、34℃くらいまで上がる日もありそうです。極端な暑さとなる日はありませんが、まだまだ厳しい残暑が続きそうです。新学期も始まりますので、体調を崩さないよう、無理のないようにお過ごしください。

東海 この先も厳しい暑さが続き大気不安定 夏休みも終盤 屋外のレジャーの際は注意