大阪府の「奥河内地域」 河内長野市にある市立文化会館(ラブリーホール)が、奥河内音絵巻2023 vol.9「地球オルガン実験フェスティバル」を制作し9月10日(日)に公演します。
◆「奥河内音絵巻」は、奥河内の自然、歴史、人々などから影響を受けた音楽家サキタハヂメが、仲間たちと創り上げる音楽と光のタペストリー。コンサート、ミュージカル、演劇、インスタレーションなどの要素を活かした、体験型のエンターテイメントです。
◆第9弾となる今回のテーマは「音で遊びたおす」普段気にもとめないような、様々な「音」との対峙。森の小さな息吹や、虫や菌が奏でる小さな響き、水脈が奏でる自然の響き、料理を音で楽しむ「音懐石」。そんな愛しい音たちと、”山鳴らすAll Stars”の生演奏が重なり合い、新たなサウンドが生まれる!また、海外の「あの音」とリアルタイムでつないだり、シークレットゲストの出演など盛りだくさんの内容!その他にも、今年の音絵巻はコンサート以外のお楽しみがいっぱい。奥河内の名店がラブリーホールに大集合!奥河内名店フードブースもOPENします!

●奥内音絵巻2023 vol.9「地球オルガン実験フェスティバル

【地球オルガンとは】

普段気にもとめないような、様々な「音」との対峙。虫が逃げて行く時にでる足音、羽音を収録。植物たちのメッセージを測る。特定の周波数に反応する動物たち。川に岩を並べて水がバシャバシャあたる。風の通り道に置いた笛が震える。人間の可聴域以外で起こっているらしい事。こちらが鳴らすと、反応、響き合い、反発、ジェラシー、拒否、歓迎、同調などで応えてくれるサウンドシステムを模索、実験、研究。その「共鳴」そのものを奏でる楽器「地球オルガン」を目指して。

奥河内の豊かな自然と人々の温かさに惚れこんで自身も9年前に大阪の河内長野市に移住した、のこぎり演奏家・サキタハヂメによる、山や森の木々が立ち並ぶままにパイプオルガンのように鳴り出したら面白いのではないかという奇想天外な妄想から始まった『地球オルガンプロジェクト』。

「地球オルガンプロジェクト」は、TEAM EXPO 2025共創チャレンジに正式登録しています。

(地球オルガンプロジェクトURL)https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/697

【奥河内音絵巻とは】

NHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」、Eテレシャキーン!」などの音楽担当でも知られる、音楽家サキタハヂメが大阪の南部、河内長野に移住して9年目。ライフワークとして仲間たちと創り上げてきた「音絵巻」シリーズ。市域面積の約7割を森で覆われた河内長野市。その歴史、風土、人々から影響を受け、ステージを生み出し発表している。

●公演概要
【公 演 名】奥河内音絵巻2023 vol.9「地球オルガン実験フェスティバル

【公演日時】2023年9月10日(日) [1回目]11:00開演(10:30開場) [2回目]15:00開演(14:30開場)

【会  場】河内長野市立文化会館(ラブリーホール)・ 大ホール

【料  金】前売3,000円 当日3,500円(全席自由席・税込)
※小学生以下入場無料(要整理券・ラブリーホールへお申し込みください。)

〔チケット販売所〕ラブリーホール・サービスカウンターローソンチケット(Lコード:52972)他

【芸術監督・音楽・演出】サキタハヂメ

【共奏楽団】山鳴らすAll Stars
〔バンドメンバー〕サキタハヂメ(指揮・ミュージカルソー)、大森ヒデノリ(五鈴丸)、えぐちひろし(ギター・オッカサン)、池田安友子(パーカッション)、田島隆(タンバリン)、山下憲治(ピアノ)、上沼健二(ドラムパーカッション)、森崇(サウンドキュレイト)、大嶋奈央子(コーラス)、佐々木善暁(コントラバス

【出演】ラブリーホール・ミュージカルスクール、ラブリーホールのこぎり音楽教室&チームのこぎり、ラブリーホール伝統音楽教室、オッカサン&オカンテレ愛好会

【公演情報】https://lovelyhall.com/event/2023/230910_otoemaki/230910_index.html

●プログラム/Sound Menu
森のパイプオルガン〔木〕

 森がパイプオルガンのように鳴り出したら。そんな妄想を音と形にするインスタレーション。

菌琴〔菌〕

 醤油や酒。人智を超えたパワーを持つ「発酵」。 そのエネルギーが発散される時の発酵の音に耳を傾けて。(上堂本店醤油蔵)

虫琴〔虫〕

 小さな虫たちの足音。張り巡らせたギター弦の上を歩き弾き奏でるそのサウンドと、ピアニッシモな大セッション

キツツキマシーン〔虫・木〕

 日本中が戦々恐々。桜や梅の木々を食い荒らす外来のカミキリムシ。 そんな奴らに立ち向かう振動メカ登場!

水脈地脈/切り株インターフェース〔水・木・脈〕

 普段気づかない地下の水脈。木の切り株にマイクをつけ、聴いてみるとジャブジャブと流れる音に地球の脈を感じて。

Our Pulse Beat〔人・脈〕

 イビキや心臓の鼓動。人間の音だが自分ではコントロール出来ないビートイタリアからリアルタイムで届くパルスとその時だけの競演を。

音懷石〔食〕

 和食が生まれる時に立ち上る繊細な音たちの物語。河内長野が誇る日本料理「喜一」。音で味わう懐石料理。

炎音〔火〕

 岩湧山「カヤ場」の山焼き。河内長野は日本有数の茅の産地。 この炎と熱と音が新しい芽吹きを整えるのです。

●サキタハヂメ(芸術監督・音楽・演出)

音楽家ミュージカルソー(のこぎり)奏者。NHK朝の連続テレビ小説(第103作)「おちょやん」の劇中音楽を担当。
NHKEテレシャキーン!」、日本テレビ「妖怪人間ベム」「ど根性ガエル」等ドラマ・CM・映画・ミュージカル等の音楽を多数担当。
世界初の「のこぎり協奏曲」を創作し各地のオーケストラと演奏。アメリカ・アジア・ヨーロッパ諸国でもコンサートツアーを行う等、国内外で精力的に活動。
アメリカのミュージカルソーコンテストで2度優勝。平成23年文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)受賞。大阪奥河内から世界へ繋ぐ音プロジェクト「奥河内音絵巻」「山を鳴らす」など、既存の音楽の枠を超えた規模・発想での音楽表現を模索し続けている。河内長野が面白くなり移住。
サキタハヂメ オフィシャルサイト  https://hajimesakita.com

【STAFF】

撮影・映像制作:樋口祐介

サウンドマニピュレート:上水流諒(PACO株式会社)

森のパイプオルガン機構:松阪健(S.Z.B.E.Wistle Japan)

キツツキマシーン機構:都築康治(FACTORY.T)

音響:服部秀樹(WiLL Co.,Ltd.)

映像:ホンゴウタカシDrill Bros)
照明:溝畑珠美
舞台:株式会社ピーエーシーウエスト
写真:関一也
ビジュアルデザイン:イシイナオミ

【実験協力】

日本料理 喜一

上堂本店醤油蔵

Team DPS Sounds

(サウンドメカニック:Hatmanいっぺい、TDテクニカルデザイナー:hokkeoriginal)

林業家:奥野壽一

北川範匡、吉田誠(ONKYO株式会社)

メディアアーティスト:西田騎夕

ならまち糞虫館、Simone Campolmi、Hiroko Tade

EBi stainless.,Inc、株式会社ネーブル・ジャパン

河内長野市立林業総合センターkinkonkan

【練習協力】大森ヒデノリ・えぐちひろし・Andre

【協力】atelier NOAHNOOR、株式会社吉デ、株式会社乃村工藝社、ヴィガーK2株式会社、MSFJ実行委員会

【主催・制作】公益財団法人河内長野市文化振興財団(ラブリーホール)

        河内長野市教育委員会支援事業

配信元企業:公益財団法人河内長野市文化振興財団

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