マンチェスター・シティは、レンヌに所属するベルギー代表FWジェレミー・ドクの獲得が間近に迫っているようだ。21日、イギリス紙『ガーディアン』が報じている。

 現在21歳のドクはアンデルレヒトの下部組織出身で、2018年に16歳でファーストチームデビューを飾った。2020年にはレンヌへ完全移籍し、ここまで公式戦92試合に出場して12ゴール10アシストを記録。かねてからビッグクラブへの移籍も噂されており、“快速アタッカー”として存在感を発揮している。
 
 そんなドクにはかねてからマンチェスター・シティが関心を寄せていた模様で、今回の報道によると、同クラブは5100万ポンド(約95億円)の移籍金でレンヌと合意したとのこと。ドクはすでに同クラブと個人間で合意しており、今週中にメディカルチェックを受けてその後に契約を結ぶ形となっているようだ。

 アルジェリア代表FWリヤド・マフレズのアル・アハリ移籍によって右ウイングプレーヤーの獲得を検討していることが伝えられていたマンチェスター・シティだが、21歳の“快速アタッカー”を後釜としてチームに迎え入れることとなりそうだ。

マンチェスター・シティへの移籍が近づくドク [写真]=Getty Images