株式会社Archeda(本社:東京都渋谷区、代表取締役:津村洸匡、以下「Archeda」)が京都府のZET-valley構想(※1)の一環として「衛星画像を用いた森林二酸化炭素吸収量管理システムの導入可能性調査」を実施し、調査レポートを公開いたしました。今後はTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)を踏まえ、世界中の自然資本の解析機能や森林クレジットの評価機能を開発予定です。

  • プロジェクト概要

衛星データを利用した森林二酸化炭素吸収量システムの実証調査。京都府全域の森林を衛星データで解析し、Archedaが提供する自然環境の解析データサービス『Green Insight』で表出しを行いました。また、南丹市へのヒアリングも実施いたしました。

森林の二酸化炭素吸収量やバイオマス量、樹高等の森林資源情報

衛星データから直接推定したAGB(地上部バイオマス)と森林資源情報を基に算出したAGBでは、有意な相関関係を見られるなどして、衛星データからAGBを直接推定できる可能性について示唆

詳細や調査レポートはこちらのプロジェクトページを参照ください。

【ZET-valleyプロジェクトレポート】衛星画像を用いた森林CO2吸収量推定

https://www.pref.kyoto.jp/sangyo-sien/zet_5project_archeda.html

※1 ZET-valley構想(ZET…Zero Emission Technology)

「石油から空気へ、地方が最先端へ、制約から拡張へ」をコンセプトに、スタートアップ企業、事業会社、研究者、地方自治体等の共創によって「ゼロカーボンものづくりによるゼロカーボンまちづくり」の実現を目指す構想。

 今回の実証では、「ゼロカーボンまちづくり」を目指す各自治体が、より簡易に行政区域内の森林による二酸化炭素吸収量を把握し、脱炭素の観点からの森林管理を可能とする手法の導入を目指し、衛星画像を用いた森林二酸化炭素吸収量管理システムの導入可能性調査を実施。

プロジェクトページ:https://www.pref.kyoto.jp/sangyo-sien/zet_valley.html

ZET-valley構想について:https://www.pref.kyoto.jp/sangyo-sien/documents/zet-valley.pdf

  • Green Insightについて

Green Insightは、衛星データやドローンのLiDARデータ等のリモートセンシングデータを独自の機械学習モデルにより解析し、森林のCO2吸収量推定や森林破壊の検知、地盤変化の検出等が可能なクラウド型のWebサービスです。


◆Green Insightの詳細:https://green-insight.net

■お問い合わせ

Archedaは森林の利活用や生物多様性に配慮した森林管理への貢献を目指していきます。衛星データを活用した自然環境解析にご興味がある企業・自治体のみなさまからのご相談は以下より承っております。お気軽にお問い合わせください。

株式会社Archeda

Contactフォーム:https://archeda.inc/contact

  • 会社概要

Archedaは、衛星データ等のリモートセンシングデータを、独自のAI技術で解析・集約したプラットフォームを通じて、企業や自治体の自然環境の利活用や気候変動関連のリスクを可視化する際に必要なデータ解析ソリューションを提供しています。

気候変動問題への対策が急激に求められている一方で、広大かつ世界中に存在する自然環境を把握・管理する手段はまだありません。Archedaは自然環境のデータ化ソリューションを通じて、人類と自然が共存していける持続可能な世界の実現を目指しています。

会社名:株式会社Archeda(アルケダ)

代表者:代表取締役 津村洸匡

住所:〒151-0053 東京都渋谷区代々木一丁目25-5 BIZSMART代々木

コーポレートサイト:https://archeda.inc

配信元企業:株式会社Archeda

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