沢口靖子

16日、沢口靖子が主演を務めるドラマ『科捜研の女』(テレビ朝日系)のseason23がスタートした。長年放送される人気シリーズだが、ここ数年ネットでは「打ち切り」という不穏なワードを目にする。

「打ち切り説」を“鑑定”してみると…。

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■20年以上続く人気シリーズ

科捜研の女』は、科学を武器に凶悪、ハイテク化する犯罪に立ち向かう沢口演じる法医研究員・榊マリコの活躍を描いた物語。1999年の放送以降、20年以上シリーズ化されている人気ドラマだ。

season1から21までテレ朝の「木曜ミステリー」枠(20時~21時)で、昨年のseason22は「火曜21時」枠で放送された。今回は、水曜21時と新しい時間帯だ。


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■ネットで話題の「打ち切り説」は…

長寿作品とあってファンも多い。ただ、ここ数年ネット上で『科捜研の女』には「打ち切り説」が囁かれている。

あるテレビ局関係者は、「21年に、一部のメディアで放送終了すると報じられたんです。恒例の『木曜ミステリー』枠が22年9月で終了することに伴い、『科捜研の女』も打ち切りになるということでした」と話す。


■「終了するとは考えにくい」

「木曜ミステリー」枠はなくなったものの、22年、23年と続編が制作されている。前出のテレビ局関係者は「打ち切り説」を否定する。

「テレビ離れが進む中でも、安定して高い視聴率を取っており、人気も高いです。テレ朝にとって、看板ドラマの一つとなっています。そんな大切なドラマが終了する可能性は低いと思いますよ」(前出・テレビ局関係者)。

2年連続で放送時間が変わったが、制作サイドも強い熱量で作っているのだろう。


■随所で変化を加えて…

昨年のseason22は、物語がややシリアス路線になったり、カメラワークや主人公の服装が変わったことが話題になった。その点、今作はというと…。

「前回のようなシリアステイストは残しつつ、BGMや照明は明るくなった印象です。長く続くシリーズ作品はマンネリ化しがちですが、『科捜研の女』は随所で変化させていると思います。視聴者を飽きさせない工夫の一つでしょう」(前出・テレビ局関係者)。

これからも、『科捜研の女』はたくさんの人を楽しませてくれるに違いない。


■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に取材。飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。

仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。今期の推しは、『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)と『ばらかもん』(同系)。『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)の行方も気になる毎日。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

沢口靖子、『科捜研の女』に囁かれる“打ち切り説”の真相 現時点で終了する可能性は…