動物を純粋に愛し、献身的に世話をし、毎日愛情を注ぐのを惜しまない男性がいる。
アメリカで暮らす男性は妻と2人の娘がいるが、他に、6匹の犬、4匹の猫、1匹の豚と、総勢11匹の保護動物のお世話をしている。
これまで辛い境遇にあった彼らが、安心して幸せに暮らせるよう、常に快適な場所を作り上げることに余念がない。
動物たちも男性のことが大好きで、ごはんを食べるときも眠るときも側から離れようとしない。毎晩男性が寝る時間になると、ベッドの上には、動物たちが全員集合の状態になるという。
Guy Sleeps In Bed Full Of Rescue Animals | The Dodo
エリックさんは、現在パートナーのディーナさんとともに、自宅で犬6匹、猫4匹、豚1匹の世話をしている。
総勢11匹の保護動物たちがいる家は、いつも賑やかだ。みんなエリックパパが大好きで、常にべったりんこの状態だ。
毎晩エリックパパが寝る時間になると、ベッドの上に動物たちが全員集合する。エリックパパと寝るのが日課なのだ。
猫は、エリックパパのごはんのおすそ分けを頂こうと、横からお皿に顔を突っ込むことがしばしばだが、パパは決して怒らない。
その代わり、彼は猫の遊び好きな性格を理解しそのままにしておく。この家では、個性を重視し、良いところを伸ばしてあげることに重点を置いている。
庭のハンモックに横になっているエリックパパを見つけたら、「抱っこのベストタイミング！」とばかりに、犬はお腹の上に乗ってくる。
みんなパパが大好きだから、撫でてもらいたくて、かまってもらいたくて、パパのごはんが終わるまで、前に並んで順番待ちしているほどだ。
エリックさんも、自分に甘えてくる動物たちがかわいくてかわいくて仕方ない様子で、ついつい甘やかしてしまうようだ。
個性満点の保護豚のルー
どのペットもそれぞれの個性を持っているが、特に保護豚のルーはエリックパパを独り占めすることが上手だ。
ココナッツオイルでマッサージしてもらったり、お風呂でブラッシングしてもらったりと、至れり尽くせりの毎日で、パートナーのディーナさんによると、エリックさんはルーが一家に迎え入れられた初日から甘やかしているという。
ルーは、犬やエリックさんの子供たちとも仲良しで、一緒に散歩に出かけたりもしている。
ルーの一番の仲良しは、犬のスクーブスだ。
動物たちの間では、ルーは女王様のように振る舞っています。気に入らないことや、受け入れてほしいことがあると甲高い声で鳴き声をあげて注意を引こうとします。
ですが、スクーブスとは特別な絆を築いていて、2匹はいつもじゃれあって遊んだり、一緒に眠ったりしています。（ディーナさん）
動物たちが、いつでも自由きままに振る舞うことができるのは、エリックパパの並々ならぬ包容力と彼らへの深い愛情のおかげだ。
1にも2にも、エリックさんは動物たちが大好きなのだ。一家には、いつも愛あふれるやさしい光景が満ちている。
50匹以上の犬の里親になってきた一家
パートナーのディーナさんも、エリックさん同様、動物たちをとてもかわいがっている。
長年にわたり、一家は里親ボランティアを行っており、これまで50匹以上の保護犬たちに、一時的な家を提供してきた。
エリックさんとディーナさんが大切にしていることは、動物たちが日々安全で、愛情を感じ、人間を信用してくれるように絆をつなぐことだ。
私とエリックは、子供たちにも動物をリスペクトするよう、日々言い聞かせています。
他の人間に接するのと同じように、動物にも敬意と愛を持って接することが大切なのだと教えています。
同情、理解、共感は、動物を単なるペットではなく、家族の一員として考えることで得られる貴重な人生の教訓です。（ディーンさん）
単なる里親宅というだけではなく、家族の一員としてエリックさん一家に受け入れられる動物たちは、そこでたくさんの仲間に出会い、それぞれと特別な絆、安全、幸福、愛を育むことだろう。
そして、いつか永遠の家を見つけたときには、エリックさん宅での素晴らしい経験が活かされ、新たな飼い主に心を開き、再び幸せになる機会を得ることができるのだ。
エリックさん一家の日常はInstagramのアカウント「housenorules」で見ることができる。
References:Kindhearted man invites all 11 of his rescue animals to sleep in bed with him/ written by Scarlet / edited by parumo
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