全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキのため、アリアナ・グランデは映画『ウィキッド』で演じた良い魔女グリンダについて話すことができないが、最新インタビューで役柄にちなんだ新しいタトゥーについて語った。

 アリアナによるr.e.m. beautyの新しいファンデーション・ラインのリリースを主に取り上げた米アリューア誌とのインタビューで、彼女はジョン・M・チュウ監督の映画にキャスティングされた後、L.フランク・ボームの『オズの魔法使い』に登場するグリンダのイラストを右手の甲にタトゥーしたことを明かした。

 彼女は自分の手を見せながら、「これはとても長い間、入れたいと思っていたものなの」と同誌に語った。「これが一番最近のもの」と彼女は続け、「この手を(タトゥーで)埋めるのをずっと待っていた。だから“ぴったりなものが現れるまで待とう”と考えていました。これはすごくしっくりきましたね」と話した。

 アリアナは、月と太陽のイラストや左手の甲には愛犬トゥールーズの名前など、他にもたくさんのタトゥーを入れている。また、雲、ハート、オリーブの葉、ドット、デビュー・アルバムの1曲目「Honeymoon」にちなんだもの、そして薬指に彫られていた元婚約者ピート・デヴィッドソンの名前「Pete」の文字をカバーしたものなど、両手のすべての指にタトゥーが入っている。

 映画『ウィキッド』の撮影は、脚本家のストライキにより、クランクアップ予定日の数日前に中断された。「撮影終了まであと数日でした、本当にあともう少しでした」とチュウ監督はインスタグラムでファンに語り、「すべてを中断するのはとても辛いですが、私たちは戻ってきます!時期が来たら、きちんと最後までやり遂げます」と説明していた。

 英ロンドンの郊外で撮影されていた『ウィキッド』は2部作で、パート1は2024年11月に劇場公開予定だ。グリンダ役のアリアナは、シンシア・エリヴォ演じる西の悪い魔女ことエルファバの相手役を務め、他にもジョナサン・ベイリー、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム、イーサン・スレーターらがキャストに名を連ねている。今年7月、アリアナと夫ダルトン・ゴメスの離婚が公になった直後、彼女と共演者のスレーターの交際の噂が報じられたが、両者ともこれを認めていない。

アリアナ・グランデ、『ウィキッド』にちなんだタトゥーを入れたことを明かす