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甲子園を訪れた石田

高校球児たちを応援する観客であふれかえる阪神甲子園球場。8月中旬、石田純一(69)と妻・東尾理子(47)もその中におり、長男・理汰郎くん(10)も一緒だった。夫妻の知人は言う。

「実は、有名私立大学の附属小学校に通う理汰郎くんの先輩たちを一家で応援しに来ていたのです。理汰郎くんは地元の少年野球チームに所属しており、内野手として活躍。昨春に行われた渋谷区内の少年野球大会の公式戦ではチームが優勝を果たしました」

理汰郎くんは東尾家のDNAを強く受け継いでいるというのだ。

「理子さんはプロゴルファーですし、祖父・東尾修さんはプロ通算251勝をあげた名投手です。幼稚園からキャッチボールをして指導していた修さんは近しい人に『プロになれる!』と真顔で話しています」(前出・夫妻の知人)

理子は理汰郎くんへの期待をインタビューでこう語っている。

《このまま野球を続けていけば“東尾修の孫”と呼ばれるときが来るでしょうね。経験上それは良いことも悪いこともありますけど、特別な環境にいるということを自分なりに理解してくれると思っています》(’22年9月19日「Number Web」)

もちろん石田も長男をサポート。

「現在は千葉・船橋に開業した焼き肉店へ連日のように通勤していますが、週末は理汰郎くんの練習や試合で車が必要なことが多く、できる限り運転手として送り迎えをしています」(前出・夫妻の知人)

だが、石田の知人はこう語る。

「石田さんは義父・東尾修さんに遠慮して、理汰郎くんの野球教育には積極的に口を出さないようにしているのですが、もともとエースで4番の“二刀流”高校球児だったんです。できればもっと野球を教えて大谷選手のように世界へ羽ばたいてほしいと願っています」

石田は都立青山高校時代に在籍した野球部の思い出をインタビューでこう語っている。

《馬のように走って足腰を鍛えたり、ノックを受けたり》
《飛び抜けた投手ではなく、打撃のほうが自信がありました》(「withnews」’15年7月7日

石田によれば、当時は足も速く、盗塁は一度も刺されたことがなかったという。高3の夏、甲子園を目指した東京大会は3回戦で涙をのんだそうだ。そんな石田が期待を寄せる理汰郎くんは、早くも海外へーー。

15日、理子は自らのSNSで、長男の“一人旅”を明かしている。

《長男10歳の夏、アメリカ一人旅 野球キャンプへ飛び立ちました》

空港での親子2ショットをアップし、ホームステイ先へのお土産を一緒に準備していた。

前出・石田の知人は言う。

「もし理汰郎くんが本気で大谷翔平のようになりたいと言えば、石田さんは全力で応援します。『俺も負けられない』と焼き肉店と芸能活動の“二刀流”に励んでいます」

長男の野球への情熱が、いまの石田のエネルギー源のようだ。