コンサルタントとして働くフリーランスと企業のマッチングサービス「Pro Connect(プロコネクト)」を展開しているイーストフィールズ株式会社東京都渋谷区、代表取締役;東野智晴、以下:当社)の最高戦略責任者(CSO)の出戸端 健人が、山形県上山市観光地域づくり法人(本社:山形県上山市 会長:五十嵐伸一郎)の設立にあたり、最高マーケティング責任者(CMO)に就任しましたのでお知らせいたします。

山形県上山市 観光地域づくり法人への参画背景と今後●

上山市は過疎による人口減に悩まされていたが、特に2019年~2021年まではコロナの影響も大きく、地域が鎮まっていく状況を打破するためには“若さ”や“新しさ”が必要であると思案していました。

そのような中、東京でコンサルタントとして活動しながらパラレルキャリアの一貫として地方創生に取り組む当社の出戸端が、上山市にゆかりのあるPro Connect登録人材のフリーコンサルタント定期的に訪問し、今後の上山市の街づくりについて議論を重ねることで、これまでの実績と、ライフワークとして上山市の取り組みに参画する中で信頼を得て、DMO会長五十嵐紳一郎氏や上山市市長山本幸靖氏からも評価をいただき、今回のDMO設立にあたりCMOとして参加する運びとなりました。

上山市としては2022年からはインバウンド需要の復活の兆しが見え観光業の回復がみえてきたタイミングであり、行政だけではなく旧観光物産協会がDMOとして新たな人材を迎え、後に述べる街づくりを促進していくことを目指しています。

山形県上山市観光地域づくり法人(DMO)取り組み内容●

DMOの前身の上山市観光物産協会は、情報発信や観光資源の磨き上げ、受け入れ環境の整備等、上山市発展のための取組していたが、温泉、ぶどうとワイン、クアオルトなどの資産はあるものの、強みを明確にできていない現状と、二次交通の不便、各観光地の顧客情報の取得と連携が未整備のため、DMOとしては、後に述べるこれらの課題に本格的取り組む予定。

今後はMVVを明確にし、当社の出戸端は、行政、旅館業やワイン農家をはじめとした地域事業者、ひいては近隣地域を含めた多様な関係者を巻き込んだ大きな街づくりスキームの確立、データを用いたマーケティング施策の立案、推進をしていく所存です。

温泉、ワイン、クアオルトなど魅力的な要素は多数存在しながら、目指す姿が明確に定義できておらず、洗練された対外発信ができていないのが現状であり、今後はDMOとして適切な関係者を巻き込みながら、目指す姿とコンセプト、ロードマップの策定を先導していきます。また決定内容を実現していく過程で、適材適所に当社のコンサルティングのノウハウを適用し、フリーコンサルタントをマッチングし、実行していく所存です。

観光客が上山を訪れてから周遊をするために欠かせない交通手段に不足があるため、快適な観光が行えていない現状。当社の出戸端の知見も活用しながら、目下は二次交通・三次交通の検証を企画、実施しつつ、MaaSの組み込みの検討を行います。

少子高齢化に伴う農業の担い手不足が、上山に耕作放棄地を増加させる結果となっている現状に対し、アグリツーリズムの導入や、アグリテック企業の誘致検討などにより、市の経済の循環に寄与でき、尚且つ、大切な資源である農地を失わないような打ち手を検討、実行していきます。

旅館、城、ワインなど様々な切り口で上山を訪れる観光客のデータが蓄積されておらず、十分な連携がされていない事により、上山全体としての包括的な観光動線の繋ぎ込みや、対外発信ができていない現状。現地の各事業者さんの協力を仰ぎながら、統合的なデータベースを構築し、活用方法の検討をしていきます。

イーストフィールズがかみのやまDMOへの参画を通じて実現したいこと●

1.社会課題への挑戦

上山市は観光資源が豊富にあるにも関わらず、観光地としての認知度が十分とは言えず、人口は年々減少傾向にあります。まずは、観光地としての認知拡大に努め、観光地としての魅力を打ち出す中でリピート率を上げファン化を目指し、最終目標として関係人口から移住者を増やします。

そのためには、先に述べたDMOとしての取り組みを実施するにあたり、当社の出戸端が当事者として内部に入り、当社のコンサルのノウハウや人材を活用し実現を目指します。

2.フリーランスの人生のあり方を拡張する

DMOの取り組みの一貫として、ワーケーションができる環境を整備することを目指します。

例えば、東京で活躍するフリーコンサルタントがDMOの取り組みの中で参画する際、上山市のリノベーションされた空き家を活用した宿泊施設に泊まるという体験ができる環境を整えます。

●出戸端健人のプロフィール●

出戸端 健人(でとはし けんと

イーストフィールズ株式会社 CSO:最高戦略責任者

早稲田大学創造理工学部経営システム工学科を経て、アクセンチュアに入社。製造業・消費財・小売のお客様を中心に、システム、業務から経営課題のコンサルティングに従事した後、2022年1月にイーストフィールズ株式会社に参画。

事業開発・戦略策定・営業戦略・サプライチェーンといったビジネス的な専門領域に加え、レストランでのソムリエ・サービスマネージャー経験や音楽家としての活動経験などのエンターテインメント領域を強みとしている。またパラレルキャリアの一貫として地方創生の取り組みを複数経験。現在当社では、コンサルティングチームのマネージャーを務めながら、自社事業の立上げや、営業戦略立案を担当。

イーストフィールズ株式会社 会社概要●

代表取締役:東野智晴 

設立:2018年10月

会社名:イーストフィールズ株式会社

所在地:東京都渋谷区恵比寿1丁目19番15号ウノサワ東急ビル3階

資本金:1500万円(準備金含む)

事業内容:案件紹介サービス「Pro Connect」の開発・運用、コンサルティングサービスの提供

コーポレートページ:https://eastfields.co.jp/

サービスページ:https://pro-connect.jp/

2023年9月1日から社名を「株式会社WorkX」に変更させていただきます。

配信元企業:イーストフィールズ株式会社

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