「HYBE」と「CJ ENM」による合同JVレーベル「BELIFT LAB」による『R U Next?(アーユーネクスト)』は、ついに第8回の放送を迎えた。

 前回の放送の中で、第5ラウンド1つ目のミッションを制したのはレッドユニット。今回は後半戦となる「ブラックミッション」のビハインドからスタートとなった。

 2つ目の対決となるミッションは、ユニットごとに代表者を決め、代表となった3人がBLACKPINKの「Shut Down」を披露するというものだ。

 グリーンユニットからは立候補でヨンソ、レッドユニットからは推薦でイロハパープルユニットからは話し合いで決定したヒメナが練習室に集結した。不安な気持ちを抱えながらも勇気を出したヒメナは、ダンスの実力と表現力を買われてダンスブレイクを担当することになった。

 それぞれのユニットで、代表者が2つのミッションを両立できるようサポートする様子が伺え、練習生たちの絆の強さが伝わってくる。ユニットを背負うことになった3人も、仲間の運命を背負うために宿舎へ戻ってからも練習を重ねる日々を送った。

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 本番のステージは圧巻。しっかり代表としての役割をこなし、コーチ陣からもデビューステージかと思うほどだったというコメントがあがった。ヨンソは自分のパートで視線を奪うことができた部分を評価され、イロハもセンターに出てきた時のパワフルな姿を、そしてヒメナはアイキから誰にも真似できないダンススタイルを褒められた。

 カラーミッションの点数にブラックミッションの点数が加わった結果、最終点数はパープルユニット7306点、グリーンユニット7393点、レッドユニット7648点となった。ブラックミッションの1位はイロハが獲得し、最高の形でプレッシャーから解放されたイロハは安堵と喜びの涙を見せた。

 第5ラウンドがついに終了し、15人の練習生の運命が発表される時が。4つ目の関門を通過し、デビューが近づいていることから、この先レベル分けはなくなるという。個人順位が行われ、デビューメンバー圏内の6人だけが「ネクストゾーン」に上がることができる。それ以外の練習生は脱落を意識しなくてはならない下位グループということだ。

 ネクストゾーンへの階段を登った一人目は5位のヨンソ。4位のユナに続き、3位ミンジュ、2位ジウの名前が呼ばれた。1位の前には6位のウォンヒの名前が上がり、本人も驚きと困惑の表情を見せた。そして1位はイロハ。今回の努力が報われたようだ。

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 7位から順にジミン、ジョンウン、シャネル、モカと10位まで発表され、ここまでに呼ばれていない4人のうち3人が脱落することが明らかになった。脱落者として名前が呼ばれてしまったのはソヨン、フウナ、ヘウォン。ヒメナは12位となり、次のラウンドに進出することとなった。

 オーディション後、ハームタイムとして、1位から6位のオレンジチーム、7位から12位のグレーチームに分け、スポーツ大会が行われた。勝利チームには韓牛とコスメが贈られることになり、練習生たちのやる気もマックスに。ハングル使用したゲームやジェスチャーゲーム、アイテムリレーを行い、勝利したのはグレーチーム。終了後にはご褒美の焼肉が振る舞われ、最後には負けたオレンジチームも分けてもらうことができ、全員で次へ向かう準備ができたようだった。

 練習生たちは少しの休憩を挟み、ついにセミファイナルへ。12人の練習生は2つのチームに分かれ、新曲ミッションに挑戦する。『R U NEXT?』のために制作された「Scrum」「Pride」の2曲が発表されると、練習生たちは歓声をあげて喜びの表情になった。

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 今回はこれまでとは異なり、どの練習生がどの曲・パートを担当するのかはオーディションで決まるという。そのため、練習生たちは短時間で2曲覚えなくてはならない。オーディション会場へ向かうと審査員の席が。作曲家のシンクンも登場し、イヒョンの進行のもとオーディションが開始された。

 「Scrum」を第1希望として挙げたのはヒメナ、ジョンウン、モカ、ウォンヒ、シャネル。特にジョンウォン、モカ、ウォンヒの3人はセンターを志望しているようだ。しかし楽曲もパートも自分達の意思では決まらない。どうなるのかは全て審査員が客観的に見た相性によって決まってしまう。シャネルは思うようにいかず悔しい表情を見せた。

 「Pride」を志望していたのはヨンソ、ジヒョン、ジミン、ユナ、ミンジュ。ジミンとミンジュがセンター志望だ。

 審査員による会議の結果、「Scrum」のセンターはジョンウンに。オーディションの時点でよく覚えてきたことや曲の雰囲気に合っていたことが理由となった。メインボーカルはウォンヒ。オーディションで歌った瞬間に決定したようだった。リードボーカルはジウに。

 「Pride」のセンターはジミン。志望していた通りの結果に笑顔を見せた。メインボーカルはシャネル。雰囲気とニュアンスが評価され選ばれたが、浮かない表情だ。

 主要メンバーが決まり、それ以外で「Scrum」を志望した人は前に出るようにと指示がかかると、シャネルは前へ。他の練習生も審査員も困惑した顔を見せた。シャネルイロハ、モカ、ヒメナ、ミンジュとともに再び志願者オーディションに参加した。しかし審査員の会議では「そんなに上手くないのに」「曲の雰囲気が壊れる感じ」との声が。

 パートの決定を待つ間、ジウがシャネルに声をかけた。「Pride」をやりたいが「Scrum」のリードボーカルに選ばれてしまったため、交換を持ちかけたのだ。もう一度チャレンジする機会をもらったが、結果的に作曲者であるシンクンも賛成せずそのままとなった。

 また、コーチ陣からは厳しい指摘が。デビュー組を選ぶオーディションをおこなっているため、自分が望むパートでなくてもこなさなければいけない部分はあると声をかけられた。しかしシャネルは、友人の脱落などもありプレッシャーを感じている状態だという。このままステージを楽しむことができるのか、と不安な気持ちを漏らしていた。

 セミファイナルへと向かう練習生たち。夢が近づくたびに状況は厳しく、シビアなものになっている。

 次回となる第9話では新曲ミッションのステージに続き、新たなミッションも行われる。番組のラストまで、そして彼女たちのデビューまで、あと少しだ。

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