ホルシュタイン・キールの日本代表FW町野修斗が武器のロングスローでも新天地を驚かせている。

湘南ベルマーレから完全移籍で2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のキールに加入した町野。ここまでの公式戦全4試合に先発で出場しており、5日のグロイター・フュルト戦で初ゴールも決めている。

20日に行われたリーグ第3節のマクデブルク戦でも先発すると、チームはMF伊藤達哉が所属するマクデブルクに2-4で敗れたものの、町野の武器からゴールが生まれていた。

1-2で迎えた50分にキールが敵陣左サイドスローインを獲得すると、ストライカーの町野がスローインを担当。長めの助走から放たれたボールは高い放物線を描きながらゴール前まで届き、混戦となったところからフィリップサンダーのゴールが生まれていた。

キールは22日にクラブの公式X(ツイッター)を更新。「町野修斗はとても遠くまでロングスローを投げる事ができる。先週末のマグデブルク戦では、町野のスローインがチームのゴールにつながった!」とドイツ語と日本語でこのプレーを紹介している。

実際にゴールに繋がったロングスローには、ファンも「マチこんなこともできたのか」、「飛距離が伸びてる!」、「町野がロングスローで投げた先に町野が欲しい」、「この位置からスポットの近くまで投げるのやばすぎない?」、「いい武器になる」と反応。これまでの試合でも披露していた中で改めて脚光を浴びていた。

湘南時代にも時折披露していたロングスローキールの新たな武器となりそうだ。