発案者、まさかのCAさん…。

一文字違いの「SAGAとSEGA」が由来

2023年8月23日の1日だけ、日本に「SEGA空港」が“出現”しました。ANA(全日空)とゲーム会社のSEGAなどがコラボし、佐賀(SAGA)空港を「SEGA空港」と称したイベントを実施したのです。

今回のイベントは、SAGASEGAが一文字違いである、という言葉遊びが用いられたものとなっており、空港内はSEGAのキャラクターを用いた各種イベントが行われました。

企画の中心となったのは、現在も佐賀県に出向しているANAのCA(客室乗務員)で、出向を受け入れてくれた県に感謝を伝えたいということもきっかけで、同県の人が楽しめるようなイベントを企画したといいます。また、夏休みの平日にイベントを実施することで、ANA便を利用して佐賀に来てほしいといった狙いもあったとのことです。

同日は、SEGAのキャラクター「ソニックソニック・ザ・ヘッジホッグ)」と佐賀空港マスコットキャラクター「むっぴー」が参加し、ANA便利用者の出迎え・見送りを実施したほか、空港利用者には、SEGAのデザイナーの手によってつくられた「ソニック」デザインをあしらった、この日限定のステッカーも配布。キャラクターとの写真撮影会も実施されています。参加者のなかには、この日のために関東から来た人もいたそうです。

佐賀空港で行われたSEGA空港イベントの様子(2023年8月23日、乗りものニュース編集部撮影)。