マンチェスター・シティが獲得に動いていたウェストハムのブラジル代表MFルーカス・パケタ(25)だったが、獲得の動きは中止となったという。イギリススカイ・スポーツ』が伝えた。

シティは今夏の移籍市場でパケタの獲得を熱望。ウェストハムとの間では移籍金8000万ポンド(約147億円)で大筋合意に至っていた。

しかし、その後にパケタの獲得交渉は進展を見せず。その理由はまさかのところにあった。

スカイ・スポーツ』によれば、パケタはイングランドサッカー協会(FA)から賭博違反の容疑がかけられているとのこと。そのため、シティは獲得から一時撤退したという。

パケタは捜査の一環としてFAから事情聴取を受ける予定とのこと。ただ、本人は不正行為を否定しているという。

捜査対象となっているのは、2023年3月12日に行われたウェストハムvsアストン・ビラの試合。パケタがイエローカードを受けることに対し、ブラジル国内で通常よりも多くの賭けが行なわれたという。

パケタはこの試合で、1-1で迎えた70分に異議申し立てを行いクリス・カバナー主審からイエローカードをもらっていた。

この賭けはInternational Betting Integrity Association(国際賭博健全性協会)に報告され、国際サッカー連盟(FIFA)とFAに対して警告を発したという。