チャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフ1stレグの3試合が23日に行われ、モルデvsガラタサライは2-3でガラタサライが勝利した。

3回戦フェロー諸島のKiクラクスヴィークを下して24季ぶりの本戦出場を目指すモルデと、スロベニアのオリンピア・リュブリャナを下して勝ち上がり3季ぶりの本戦出場を目指すガラタサライの一戦。

試合は立ち上がりからホームチームが積極的な入りを見せると、8分にスコアが動く。ブレイヴィクの右CKをボックス内でフリーのアーリングセンがヘディングで合わせると、これがゴール左隅に吸い込まれ、モルデが先生に成功した。

先制を許したガラタサライだったが、25分に試合を振り出しに戻す。バイタルエリア中央右付近で獲得したFKをセルジオ・オリベイラが直接狙うと、相手DFにディフレクトしたボールがそのままゴール左に吸い込まれた。

追いついたガラタサライは、29分にも右サイドからカットインからユヌスがボックス内へロングパスを供給すると、ゴールエリア右手前に走り込んだイカルディが後方からのボールを右足ボレーで叩き込んだ。

逆転に成功したガラタサライは43分にも、ショートカウンターからネットを揺らす。中盤でのボール奪取から素早くボールを前線に送ると、ドリブルでボックス右に侵入したユヌスがカットインから鋭いシュートでネットを揺らしたが、オンフィールドレビューによる検証の結果、ボールを奪った場面でメルテンスのファウルが取られ、ゴールは取り消された。

迎えた後半も先にスコアを動かしたのはホームチームだった。56分、マンスヴェルクのパスで右サイド深くまで駆け上がったクヌートソンのクロスをファーサイドから走り込んだハウゲンが左足ボレーで合わせると、叩きつけたシュートがゴールに突き刺さった。

このまま試合終了かと思われたが、試合終了間際にドラマが生まれる。93分、ガラタサライはテテのロングフィードを最前線のユルマズが頭でつなぐと、これに反応したイカルディがボックス左から侵入。飛び出したGKを引きつけて中に折り返すと、最後は走り込んだミトシェが無人のゴールにボールを流し込んだ。

結局、これが決勝点となり、ガラタサライが敵地で先勝している。

その他、ブラガvsパナシナイコスは後半にアベル・ルイスとジャロのゴールで2点をリードしたブラガが、パナシナイコスの反撃を1点に抑え、2-1で先勝。マッカビ・ハイファvsヤング・ボーイズは0-0の引き分けに終わった。

なお、2ndレグは29、30日に行われる。