実業家の堀江貴文氏(50歳)が、8月22日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。“地方創生”への想いなどを語った。

堀江氏はこの日、自身が新たに仕掛ける“地方創生フェス”について、開催の背景やその想いを激白。堀江氏が大分・別府市で主催する「BEPPU ONSEN SHOWER FES. 2023」は、およそ1000トンのお湯と音楽を浴びることができるお湯かけフェスで、別府市観光協会の協力のもと、2023年9月9日(土)に開催する予定で、別府市長も観光客や宿泊客の増加に期待を寄せている。

堀江氏はフェスについて、タイの伝統的な水かけ祭り「ソンクラーン」から着想を得たことを明かした上で、「日本は水が豊かなのに、水かけ祭りをやっていないことに驚いた。別府で捨てられている温泉水を大量に集めて、夏の暑さが残る時期にみんなにかけたら面白いのでは? と考えた」とコメント。

続けて「別府は温泉地の中でも、湧き出ている湯量が1番多い。だけど、それをアピールしきれていない。これは、『俺ってイケメンでしょ?』と自分から言い出せないのと同じで、別府の人も『私たちの温泉は最高です!』と言えないからなのではないか。そこで、他県出身である俺たちがアピールしてみては? と思った」と話した。

さらに「“よくわからない祭り”は世界中にある。最初は意味がわからないけど、たくさんの人が集まってワイワイしたら、結局は楽しい。お祭りってそういうもの」と熱弁した。

また、別府について「温泉地だからホテルや旅館がすでに揃っており、宿泊客の受け入れ体制が整っている。東京からのアクセスも良く、羽田空港から大分空港までは1時間半、そこから別府まではバスで40分。都内からだったら、実は草津温泉とあまり変わらない」と魅力をアピール。その上で「アジアとも近い別府は訪日外国人を誘致できるポテンシャルがあるが、別府だけではなく、どこの自治体でも世界から人を集められる可能性を秘めている。外国人から人気がある京都と同じように、歴史ある綺麗な街並みは日本中いくらでもあるので、そこへ誘導するような政策をしていくべきだと思う」とコメントした。