24日、元大阪府知事・大阪市長で弁護士の橋下徹氏が自身の公式X(旧ツイッター)アカウントに投稿。実現しなかった「大阪都構想」を振り返った。

 橋下氏は、ニュースサイト『朝日新聞デジタル』の記事を引用リポストする形で投稿。記事では、23日、ロシア民間軍事会社ワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏が搭乗したとされる所有機が墜落したことを報道。プリゴジン氏は6月23日に反乱を宣言しており、プーチン政権から「粛清」されたのではとの見方もある。事故の詳細は不明としつつも、記事ではプリゴジン氏の死亡は確定的と伝えている。

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 これを受けて橋下氏は、「権力闘争で負けたとしても命までは奪われない民主国家日本はありがたい。都構想で負けても、元気にやれてるからね。」と投稿。橋下氏は、2011年に大阪都構想の実現を目的として大阪府知事を辞任、大阪市長に当選している。主に、大阪府大阪市の行政制度を、東京都が採用している都区制度に変更するという構想が、大阪都構想と呼ばれている。

 橋下氏は2015年5月にその賛否を問い、大阪市で住民投票を行うも結果は否決。同年12月には大阪市長の任期満了、政界を引退している。ロシアにおける“権力闘争”と、自身の経験を重ねた投稿と思われるが、橋下氏にとって命がけの戦いだったことを表しているようだ。

 これにSNSには「比較対象がおかしい」「クーデター起こした人物と都構想を対比する意味がわからない」「都構想とロシアの権力闘争が同じ次元か? 理解出来ない」と、疑問の声が上がっていた。

記事内の引用について
橋下徹の公式Xアカウントより
https://twitter.com/hashimoto_lo

橋下徹氏