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学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区/学長 吉川左紀子)通信教育部 芸術教養学科の2023年度秋入学(10月生)の出願受付を8月24日(木)から開始します。

■トピックス
・完全オンラインで卒業できる通称「手のひら芸大」の芸術教養学科 2023年秋入学(10月生)の出願受付が8月24日(木)から開始。

・年間学費17万円。さまざまなアート・デザインの知識や実践例に触れることで「モノの見方、感じ方」を変え、暮らしの中に芸術を活かす方法を学びます。
・芸術教養学科は今年で開設10周年を迎え、11/18(土) には周年イベントの開催を予定。

芸術教養学科は、2013年に本学通信教育部としては初めての完全オンラインのコースとして開設されました。コロナ禍ではライフスタイルが大きく変化する中、すべてオンラインで学べる学科として社会人の支持を得たことを背景に入学者が増加し、現在3,508名(2023年5月現在)の方が学んでおられます。また、11/18(土) には10周年記念イベント「芸術教養学科におかえりなさい!」の開催を予定しています。

  • 芸術教養学科の3つのポイント

1. 日常で活かせるデザイン思考を獲得。

自分たちの文化やコミュニティなどの構造を読み解き、問いを発見し、それを改善するための具体的な方法を検討するなど、暮らしに美しさや豊かさをもたらす手段として、デザイン思考を身につけることをめざします。

2. 本学オリジナル動画教材とテキストで学ぶ。

学習効果が最も高いと言われる「3~5分間」の動画教材とテキストで学びます。動画教材は「日曜美術館」などを制作するNHKエデュケーショナル協力による豊富な素材と、本学教員による臨場感あふれる動画授業を展開。

3. 伝統文化とデザイン思考を同時に学ぶ。

私たちはどこから来たのか、今を、これからをいかに生きていくのかについて、過去=伝統文化、現在~未来=デザイン思考から読み解いていきます。

  • 芸術教養学科 学科長 下村泰史先生より

芸術教養学科は、この2023年で開設10年となります。完全遠隔で対面のスクーリングがなく、しかもかなりリーズナブルな学費で学べるという画期的な学びのプランは、これまで多くの人に受け入れられてきました。特に2020年からのコロナ禍においては、自宅で過ごす時間が増えたことや、人と直接接触しないライフスタイルが定着したこともあったのでしょう。この間においては志願者の増加がありました。

この10年でほぼ25,000人の方が門を叩き、今も約3,500人の方が在籍されています。この京都芸術大学の中でも、最大規模の学生数を擁する学科に成長しました。

この多くの学生たちの膨大なレポートに、私たちは常に向き合っています。今のところ添削にAIを導入するような話はまったくありません。一人一人のレポートに、相当字数の添削講評文を付して返しています。

そんな学科に、公園緑地設計家、落語など伝統芸能を専門とされている文学研究者、都市のサイン計画から教育環境までを扱うデザイナー、古文書を読みこなす歴史家、ワークショップのファシリテーター、ヨーロッパ美術史家などなど、専門をまったく異にする教員たちが、しかし共通の理念をもって、この10年の間教育に携わってきたのです。同じ分野の専門家が集まっている、普通の大学の研究室とは全く違うのです。

このことは、芸術教養学科の学びの広がりと関わりを持っています。芸術教養学科は何を学ぶところなのか、なかなかわかりにくいところもあるかもしれません。ただ他大学の工学系学科がやっている「デザイン思考」教育とは、かなり違ったことをしているのだということは、言えると思います。伝統文化を同時に学ぶ、というのもそうなのですが、もっとわかりやすくいうと、「人間が行ってきた創造のすべてを扱う」ということなのです。そこに教員チームの幅広さが関わってくるのです。

ここでは、有名な芸術家やデザイナーとその作品について考える、というだけでなく、無名の人がつくった街並みや、地元のお菓子、里山や棚田の美、マーケットの運営といったものも対象にします。人間の創造性が関わった、「よいもの」について考えるための、視点と方法を学ぶのです。本質的な「デザイン思考」は、先端的なデザイナーのオフィスだけでなく、人々のそうした営みの中にも見出されるものなのです。

この学科の学びは、人間の営み全般に対する洞察力を与えます。これはすぐに仕事に役立つことももちろんあるのです(そういう感謝の声も多く寄せられます)が、それだけでなく、その後の人生にもじわじわ効いていくことは間違いないと思います。「ものの見方」が変わるのですから。

多数の人々が、それまでと異なったまなざしを身につけていく。そうした人々が日本の、世界の各所で何かを変えていく。芸術教養学科はそうしたことを可能にする学びの場なのです。これは、この京都芸術大学が長く志してきた、藝術立国・京都文芸復興の理念をそのまま体現したものでもあるのです。

新奇に思われがちだった芸術教養学科のシステムですが、10年を経て熟成を深めてきました。この学びの広さと深さを、是非楽しんでいただきたいと思っています。

  • 9/2(土)芸術教養学科 オンライン入学説明会、申し込み受付中

教員によるカリキュラム説明や、卒業生ゲストトークを開催。アート・デザインについての考え方や知識を深め、実際の仕事や生活に学びを活かす喜びをオンラインで体感してください。

https://www.kyoto-art.ac.jp/t/briefing/tenohira/

インターネットを利用して、卒業まで、通学不要で学べる課程。通称「手のひら芸大」。
今日の社会人が仕事や生活に活かせるアート・デザインの知識や実践例を学びます。芸術史や芸術理論でアートの仕組みと歴史的変遷をつかみ、基礎的な芸術の知識を深めるだけでなく、デザインや音楽、色彩など、現代の暮らしに身近なものの役割や考え方も理解。また、デザイン・伝統文化の授業では、現役で活躍するデザイナーや芸術家たちの最先端の取り組み事例を研究します。
様々な芸術の姿に触れることで「モノの見方、感じ方」を変え、暮らしの中に芸術を活かす方法を学びます。

1998年開設。会社員、主婦、定年後など、あらゆる立場や職業の人々が、北海道から沖縄、海外からも集う、日本で初めての4年制の通信制芸術大学です。社会人にとって学びやすい学習用Webサイト「airU(エアユー)」を整備し、時間や場所を選ばずに学ぶことができる仕組みを整えています。また、20年余りの実績を持つ細やかな添削指導も特長の一つです。

学科編成:4学科16コース(芸術教養学科、芸術学科、美術科、デザイン科)

在籍者数:16,044名 ※通信教育部芸術学部 正科生、2023年5月1日現在

配信元企業:学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学

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