橋本環奈重岡大毅ジャニーズWEST)がダブル主演する映画『禁じられた遊び』より、シソンヌ長谷川忍がうさんくささ満点の霊能者を怪演する場面写真4点が到着した。

【写真】胡散臭いけど霊能者の実力はバッチリ!? 『禁じられた遊び』シソンヌ長谷川場面写真

 監督を務めるのは、『リング』(1998)、『スマホを落としただけなのに』(2018)、『事故物件 怖い間取り』(2020)などの中田秀夫。その中田が、企画プロデュースを務める平野隆と2年ぶりのタッグを組み、清水カルマの10万部突破のデビュー小説を実写化した。

 ダブル主演を務める橋本と重岡は本作が初共演となり、橋本は今まで演じてきた役柄とは全く異なるキャラクターで映像ディレクター・倉沢比呂子役に挑み、重岡は比呂子の元同僚であり、優しいながらもどこか頼りない父親・伊原直人役を好演。二人の周りを取り囲む一癖も二癖もあるキャラクターたちには堀田真由、倉悠貴、長谷川忍(シソンヌ)、猪塚健太、MEGUMI清水ミチコ、新納慎也ら個性派キャストが集結。さらに最凶よみがえり怨霊モンスター“美雪”をファーストサマーウイカが演じる。

 シソンヌ長谷川がふんするのは、霊能力を駆使して行方不明者を特定し、一部の視聴者からコアな人気を誇るテレビ番組『霊能ファイル』にレギュラー出演中の霊能者・大門謙信。仕事中はまがまがしい袈裟を着用し、プライベートでは大胆なブランド物を好んで着用する、どの角度から見てもうさんくささがあふれ出ている大門に対し、真っ先に嫌悪感を示すのが主人公の比呂子(橋本)。しかし、比呂子へとりつく最凶よみがえり怨霊モンスター・美雪(ファーストサマーウイカ)の存在にいち早く気付き、相談に乗ろうとするなど、その見た目に反して霊能力においては確かな実力を持っている。

 解禁された場面写真では、全身真っ黒なスーツに身を包む寡黙な弟子の黒崎(猪塚健太)とともに愛車のマイバッハ前で悪い気を祓おうと念仏を唱える姿や、行方不明者の所持品であるくしを気だるそうな表情で見つめる姿、増幅された強大な“美雪の呪い”との相対により別人かと思うほどげっそりとやつれた表情を浮かべる姿など、本編で繰り広げられる最凶モンスター美雪との激しいバトルの行方が気になる場面写真となっている。

 これまでに挑戦したことのないホラー映画への出演に際し、ジャパニーズホラー界の巨匠・中田監督からの指名ということで二つ返事で快諾したという長谷川は、現場での様子について「ホラーだから特別違う撮り方するのかなとか色々思ったんですが、意外と明るい現場で、怖い作品を撮っているという感じはしなかったです。それこそ現場のスタッフさんも5人いた技術さんのうち4人3人…ってどんどん人が減っていくとか、そういうのがあるのかなとか思ったんですけど(笑)皆さん非常に元気で、お弁当も美味しくて、いい現場でした」と中田組の和気あいあいとした撮影について振り返る。

 さらに長谷川は、今回絡みの多かった主演の橋本について「過去に同じ作品には出ていたんですが、同じシーンがなかったので共演は初めてでした。バラエティ番組などで面識はあったので緊張もせず演じやすかったです。一回僕の台本がなくなってしまって、かなり探した後にパッと見たら橋本さんが間違って僕の台本をずっと読んでいたということがありました」と橋本のおちゃめさがうかがえる貴重なエピソードも披露した。

 映画『禁じられた遊び』は、9月8日より全国公開。

映画『禁じられた遊び』シソンヌ・長谷川忍場面写真 (C)2023 映画『禁じられた遊び』製作委員会