大谷翔平

24日(現地時間23日)、ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平選手が右肘の靱帯損傷のため、今季は登板しないことが発表され、X(旧・ツイッター)ではファンからショックや心配の声が相次いでいる。


■2回に緊急降板

大谷選手はこの日、シンシナティ・レッズとのダブルヘッダーに出場。第1戦では「2番・投手」として先発出場し、打者として1回に4試合ぶりとなる先制の44号2ランを放つも、投手としては2回に緊急降板し、ファンから心配の声があがっていた。

その後、第2戦は「2番・DH」で出場。5回にライトへの2塁打を放ち、5打数1安打を記録していた。


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■「今季はもう登板しない」

試合後、エンゼルスGMのペリー・ミナシアン氏が会見を行い、降板の理由が右肘の内側側副靱帯(UCL)の断裂だったことを明かすと、「手術の必要があるかは分からないが、今季はもう登板しない」と述べた。

現時点では、今後の打者としての出場については不明で「彼は2018年にもその状態で出場していた。日々確認しながら様子を見ていく。もちろん残念だし、彼のことを思うと本当に心苦しい」と述べた。

大谷選手は2018年6月にも右肘の内側側副靱帯を損傷。1ヶ月後には打者として復帰し、9月には登板したが、新たな靱帯の損傷が判明。シーズン終了後の10月に、靱帯を再建するトミー・ジョン手術を受けていた。


■伊集院光も「無理しないで」

大谷選手の負傷が報じられると、Xでは「右肘靱帯損傷」「トミージョン」「大谷さん」「投手・大谷翔平」など関連ワードが続々とトレンド入り。

ファンからも「大谷さん、マジか…」「これはつらいな…」「本人が一番悔しいだろうな…」「泣きたい」とショックの声が相次いだ。

タレント・伊集院光も「大谷翔平選手の一挙手一投足にドキドキ。打者としては2試合目も出ているようだが、ど素人ながら無理しないでと思う」と心配した。


■「きっと大丈夫」「帰ってくる」の声も

打者として試合に出場する可能性はあるものの、「打者としてもきついはず…」「打者としては出れるけど、あくまで『出れる』だけで、靱帯損傷がバッティングに『影響ない』とはあんま思えん」「打者としては試合に出ると思うけど大谷さんにはゆっくり休む時間をあげてほしい」との声も。

それでも、「彼は努力家だし必ずまた投手として帰ってくるよ」「心配だけど、終わりじゃない。大谷さんきっと大丈夫!」「また再び投手大谷を見れる日が来ることを願ってます」と復活を願う人も見受けられた。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

「マジか…」「つらすぎる」大谷翔平、右肘靱帯損傷にショックの声 今季の登板絶望